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136.昨日の話

 わんわんっ!! わんわんわんわんっ!!∪o・ェ・o∪

 カイトとの予定の話し合いで、今日は1日フリーになることが決定したので、朝食を食べたら昨日散策した市場以外のこの街を見てみたいと思っているよ。


 でも、まずは腹ごしらえをしないとね。


 そろそろ朝食ができる頃かな?


 腹が減ってはなんちゃらかんとかって言うしね、ちょうどハシュードさんも起きたみたいだし、見に行ってみよう。


 「おー、おはよう。 今日は早いじゃないか。」


 「おはようございます。 さっきまでカイトと予定の話し合いをしていたので。」


 「そうかそうか、じゃあ決まった予定はご飯食べながら聞くとしようか。」


 「はい! じゃあそのときにお話ししますね。」


 「うん。 じゃあ俺は準備してから行くから、カイトを連れて先に行ってていいよ。」


 「分かりました。」



 僕は二度寝しているカイトを起こして一緒に食堂へと向かった。


 「あ、おはようございます。 今朝食をお持ちしますね。 好きなお席にかけてお待ちくださいね。」 


 「おはようございます。 分かりました。 お願いします。」 


 そして僕たちは適当な席に着いた。


 「なあハルト、ハルトは今日どうするんだ?」


 「僕は昨日市場を見たから、市場以外のこの街を散策する予定だよ。 昨日市場で食べたかったものも食べれたしね。」


 「食べたかったもの? 何食べたの?」


 「川魚の塩焼きだよ! どうしても食べたくなって結構探し回ったんだよね。」


 「ほーん、確かにこの街の魚は新鮮で美味しいからね。」


 「ちなみにカイトは今日はどうするの?」


 「俺は市場に行こうかなって思ってるよ。 ハルトがこれからの旅で必要じゃないか?って言ってくれたものを探してみようと思うよ。 その前に兄さんが持っていたらいいんだけどね。」


 「うん、よろしくね。」


 「あと、今ハルトの話を聞いたら俺も食べたくなっちゃったから、川魚の塩焼きだっけ? それを探して食べようかなっ!」


 「うん! ホントにお勧めだよ! とっても美味しかったから。」


 そんな所にハシュードさんが遅ばせながらやって来た。


 「おおお待たせ2人とも! 相変わらず仲良いんだなぁ。」


 「あ、ハシュードさん。 今、今日どうするのかってことを話していたところです。」


 「そうかそうか。 あ、そうだそうだ。 出発っていつにしたんだ?」


 「出発は明日のお昼にしましたよ。」


 「そうか、結構早く行っちゃうんだね。 寂しくなるね。」


 「まあ、これでずっと別れ離れになっちゃうわけじゃないですから。」


 「そうだな。 お互い無事ならばまた会えるからね。」


 ちょっと!! すんなりと変なフラグを立てないでよ!!


 まぁそんなこと言っても確かにそのとおりだからね。


 もしかしたら僕らが途中で道に迷って、次の街に辿り着くまでに食料が無くなっちゃって餓死するかもしれないし・・・って、なに自分からさらにフラグを立てに行ってるんだよー。


 「おっ、料理が運ばれてきたみたいだぞ。 今日も美味しそうだなぁ。」


 ハシュードさんの言うとおり、相変わらず今日の料理も美味しそうだ。


 今日はハッシュドポテトと目玉焼き、それにパンという組み合わせだ。


 そこにボリューミーで新鮮な葉野菜のサラダが別皿に盛られていた。


 「いただきます!!」


 パクッ!!


 んん~!! 今日も朝から幸せだなぁ。


 今日の朝食もとっても美味しかったです!!



◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


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