132.これからの話
遂に・・・遂に・・・遂に出てしまいましたね。
できるだけ健康には気を付けて、無理しすぎないような生活習慣を心がけようと思います。
ということで急ですが、現在毎日投稿しておりますが、明日からは毎日投稿というスタンスにしたいと思います。 ・・・??
ということで、ぼく自身は普段と変わらずやっていきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いします!
では、本編へどうぞ!!
「よし、じゃあみんな揃ったというか起きたから、これからの話だ。 この街は見て分かるとおり、川魚や果物など豊かな自然によりもたらされた恩恵により、こうやって平和に栄えている。 なので栄えている分、この街周辺では街で雇っている兵達によってモンスターは駆除されることから、特に依頼という依頼はないんだよね。 だから、冒険者にとってはお金は落としても稼ぐ方法がない街となっているんだ。」
「はい。」
「だから、何が言いたいかって言うと、商人にとっては商品の入手という点で滞在のしがいがあるから、俺はもう数日滞在して商品を仕入れたいと思っている。 でもカイトとハルトくんにとっては面白みが無くなってしまうかもしれない。 そこは分かるかな?」
「確かにそうかもしれないですね。」
「うん。 だからさ、もしそうなら別行動にして、この街道をもっと進んだ次の街で落ち合わないかな?って思ってさ。 この考えについて意見を聞きたいんだよね。 どう思うかな?」
「俺は賛成だなぁ。 だって、ほとんどは兄さんの言ったとおりだから。 もし良いならそうしたいかな。」
「僕も異論はないんですが・・・、ちょっと1つ心配事が。」
「なっ、もしかして俺が頼りないとかか? そうじゃないよな??」
「お前は自意識過剰か! まあいいや。 で、心配事って??」
「フフフ、カイトのことじゃないよー。 心配なのはハシュードさんのこと。」
「俺か!? 俺が何かドジやるってこと?」
「ち、違いますよー。 ハシュードさんがこの街を離れて次の街まで行く間でモンスターに襲われたり、この間みたいに盗賊に狙われたらどうしようって・・・。」
「そういうことか。 ハルトくんは優しいんだなぁ。 でも、その心配は大丈夫さ。 一応この街にも旅の途中休憩をしている冒険者はいるさ。 移動中は冒険者たちを雇って守ってもらうさ。 彼らも稼ぐことが無くて困っている、俺ら商人も移動中が心配で困っている。 だからちょうどいいだろ?」
「そうですね! その手があったんですね!」
「その手があったというか、それが普通なんだけどね。 俺らはさ、専属じゃないけどさ、2人がいてくれるからその必要がないだけでさ。」
「あぁ、そうなんですね。」
確かに冒険者たちは、護衛した後街についても、ずっと商人の人と一緒に回っていたりしている必要もないわけだからね。
普通は街から街まで送ったらそれで終わり、その後は冒険者ギルドで依頼をこなすのが通常だからね。
なんだかどっちが普通か分からなくなっちゃってたね。
「じゃあ、そうするってことで良いかな?」
「はい、大丈夫です。」
「うん!」
「それで決定ってことで。 この後の日程は2人でまた話しておくように。 あそうだ、ちなみに次の街なんだけど、ここから歩きだと4日ぐらい掛かったと思うよ。 俺はあと5日は最低でもこの街に滞在するから、その辺も合わせて考えておいて。」
「4日ですかぐらい、分かりました。」
「りょーかい。 またハルトと話しておくよ。」
そうしてこの会議は解散となった。
あれ?? どこ行くのカイト??
なんと驚くことに、カイトが立ち上がってベッドに直行してしまった。
え、ウソ? 今から予定決めるんじゃないの??
しょうがないなぁ、また後で起きた時決めるかぁ。
結局今決めるのは諦めて後で決める事にした。
ほんと自由なんだから・・・。
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それでは次話もお楽しみに!