126.新種のフルーツ
皆さんの好きなフルーツは何ですか??
僕はミカンが大好きです!!
どうでもいいですかね(笑)
では、本編へどうぞ!!
「じゃあ大将、ありがとな。 2人とも待たせてすまなかった。 今日はちょっといい魚が多かったからな。 夢中になり過ぎてたんだよな。」
「いいですよ。 店内見ているだけでも楽しかったですし。 だってハシュードさんの本職、こっちじゃないですか!」
「本職って言い方やめて~。 サブ職とかないからね、ホント無いから!」
「すいませんって。」
「まあいいよ。 ハハハハ。」
「でもたくさん買ってましたよね。」
「そうだよ、ここの魚は新鮮で美味しいんだよね。 だから自分たちが食べる分も含めて買いたいじゃん。 そしたらすごい量になっちゃったよ。」
「まあ美味しかったら買っちゃいますよね。」
「そうそうそう。 じゃあ次はフルーツ屋さんだな。 確かこっちに行きつけのお店があったはずなんだけどなぁ。 行こうか。」
「はい!」
というわけで、次はフルーツ屋さんに行くことになった。
ここの街のフルーツが美味しいのは、宿でのご飯で出てきたデザートで確認済みだ。
僕がこの街のフルーツの美味しさは保証するよ!
それだけ美味しかったんだよね。
「あ、あったあった。 ここだよここ。 よかった~見付かって。」
「わぁ、凄いカラフルですね!」
「すっげえなこれ!」
そのフルーツ屋さんの店先は、様々な色のフルーツが、よく配置を考えられながら並べられていた。
そのため、かなりカラフルになっていて、通りが人がにぎわっていてもかなり目立つ感じになっていた。
「へいいらっしゃい。 いつもごひいきにしてくれてありがとねぇ。 今日もたくさん買って行ってよ!」
「いえ、こちらこそいつもありがとうございます! 品揃えが豊富で助かっていますよ!」
「そう言ってもらえると嬉しくなっちゃうねぇ。 今日もたくさんるからね。 こっち来てみて、ほらほらこれ、今日たくさん入ったんだよね。 ほら君たちもおいで!」
そう言われたので僕たち2人も店主に連れられて行く。
「はいこれ。 味見してみて!」
そう言ってあるフルーツを一口大に分けて渡してくれた。
僕たちはそれをパクッっと口に含む。
シャキシャキシャキ
おお! すごくいい食感! それに、ちょっぴり甘い感じ。
なんだろう、柑橘系の風味もするんだけどリンゴっぽい感じもする。
見た目もリンゴっぽいのにオレンジ色だったりするし。
この世界独特のフルーツっぽい気がする。
「すいません、これって何て言うフルーツなんですか?? すっごく美味しいです!!」
「でしょでしょ! 美味しいでしょ! 自慢の品ってやつだからさ、気に入ってもらえたようで嬉しいよ! これね、リンカンって言うんだよ。」
「リンカン・・・?? 初めて聞きましたが凄く美味しいですよ!!」
「そうだろうねぇ。 これハシュードさんも知らないだろ?」
「そうだね、前来たときは置いていなかったと思いますからね。」
「そりゃそうさ、最近誕生した新しいフルーツだからね。 私も最初食べた時感動したよ。 めちゃくちゃ美味しいからねこれ。」
「そうだったんですね! 新種のフルーツ、こりゃ売れるぞ!」
「そうりゃそうさ。 でね、このリンカンなんだけど、もう分かっているかもしれないけれど、リンゴとミカンを掛け合わせたフルーツなんだ。」
「やっぱり!!」
「だからリンゴみたいな食感に甘さ、そこに柑橘系の風味がプラスされているでしょ! これは革命的な美味しさだよね! 是非たくさん買って行ってよ!!」
そうして僕たちは、リンカンの美味しさに魅了されて、大量に購入したのだった。
最高の買い物ができたよ!!
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