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125.市場と鮮魚店

 こんにちは。


 今日から4月がスタートしましたね!

 僕は新年度も変わらず努力し続けるのみです!!

 その努力に結果が結びついてくれると良いなぁ。


 では、本編へどうぞ!!


 朝食も食べ終えたので、いよいよ市場へ出発だ。


 このぐらいの時間になってくると、石畳の通りには人々が行き交い、にぎやかな活気に満ちていた。


 そんな中聞こえてくる小川のせせらぎの音も美しい。


 さあ、市場はどんな感じなんだろう。 楽しみでたまらないよ!



 テクテクテクテクと石畳の通りを歩いていくと、人の数がさっきまでに増してさらに増えてきた。


 そして奥の方からは、呼び込みの声や商品の説明をしたりしている声が聞こえてきた。


 遂に市場にやって来たのだ!!


 人の波にもまれながら進んでいくと、遂に市場の姿を見ることが叶った。


 何本もの通りを作りながらテントや青空商店などで所狭しとたくさんのお店が並んでいて、多くの人々が行きかっている。


 なんだか雰囲気なんかが海外の途上国なんかによくある、なんちゃらマーケットって感じに似ているね。


 この感じ、僕は好きだよ!!


 この市場は、売っている人もお客さんも、人々がみんな活気に満ちていて、明るくていい雰囲気だ!


 さらに、ここの市場はホントに様々なものが売っていて、野菜を専門に売っているお店もあれば名物のフルーツ専門店もあれば鮮魚店もあって、その逆でお土産なんかだけを売っているお店もあれば、生活雑貨に特化したお店もある。


 もうここに来れば基本的には、食べ物でも生活用品でもお土産でも何でも揃うって感じだね。


 市場の中をただただ歩いているだけでも、ホントに楽しいのだ!


 それだけ様々なお店もあるし、ここの市場の雰囲気も元気が出るような感じで良いのだ!



 するとハシュードさんがあるお店の前で立ち止まった。


 「よう大将、元気でやってるか?」


 「おお! もしやその呼び方、ハシュードさんかい!?」


 「そうさ! 久しぶりだな。 今日は久々に仕入れに来たんだよ。」


 「そうか、いつもありがとな。 今日は沢山生きが良くて新鮮なのが入っているぞ!」


 「どれどれ、見せてもらってもいいか?」


 「ああ、まずはこのニジマスだよ。 結構大きいのが入ってな。 どうだこれ、美味そうだろ!」


 「おお、なかなかな大物じゃないか! でかしたぞ大将!」


 「ま、まあな。 俺にかかりゃこんな大物だってこうやって手に入れられるんだぜ!」


 「ハハハ! じゃあこのニジマスをこのぐらいと、あっちのはワカサギか?」


 「そうだな、ワカサギも今日は大量に入っているからな。」


 「そうか、じゃあこいつもこのぐらいもらうかな。 あとオススメはあるか?」


 「じゃあこれなんかどうだ? というかこの街の名物だから買わない選択肢はないと思うが。」


 「この街の名物か。 ということは例のアレだな!」


 「そうさ、アユだよアユ! この街に来たなら買って行ってくださいよ。」


 「もちろんさ大将! じゃあ、アユはこれぐらいもらおうかな。」


 「毎度あり! たくさん買ってくれるから幾らかサービスしないとなぁ。 ハハハハ!」


 こんな感じでこの後も、ハシュードさんと大将こと鮮魚店の店主さんは雑談を交えながら次々と商品を選んでいく。


 その間僕とカイトはその様子を眺めながら、鮮魚店の商品を物色していく。


 そのお魚も今朝獲れたばかりの様で、非常に新鮮そうでどれも美味しそうだ!


 ああ、あのアユなんて今すぐここで塩焼きにして頬張りたいぐらいだ。


 絶対美味しいだろうなぁ~!!



◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


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