123.絶品の朝食
実は昨日から、PCのキーボードを良いモノに買い替えております!!
さらに打ちやすくなりました~!!
これで頑張れるぞ!!
では、本編へどうぞ!!
「もしも~し、お~い!! もしも~し、聞こえてますか~?? ハルトく~ん!! 起きてぇ!!」
「んん~?? な、なぁに~??」
「起きてくれないとご飯食べれないよ・・・、お腹空いて死んじゃうよ?」
「うん。。。 眠いよおかぁさ・・・」
バッ!!
「あわわ、すっすいません!! お・・・おはようございます。」
「おはよっ、それと俺はハルトくんのお母さんじゃないからね。」
「う、うん・・・。」
ぎゃー、恥ずかしい!! 恥ずかしすぎるよお。
「あれカイト~、顔赤くなってるよ。 可愛いなぁ。 じゃあ、ご飯食べ行こう!」
「恥ずかしいから! う、うん。 じゃあ、行こっか。」
そんなわけで僕たちは夕食を食べに向かう。
寝起きって、何言うか分からないから怖いんだよね・・・。
そんなわけで1階へと階段を降りていく。
にしても、部屋の中は木で作られているけれど、階段の壁には石が埋め込まれていたりと、なかなかにこの建物は凝られている気がするね。
そんなこんなで色々とぺちゃくちゃと話しながら歩いて、1階の食堂に到着する。
「あら、いらっしゃい。 新しいお客さんかな? 今日は新鮮な食材が手に入ったからねぇ。 お腹一杯食べて行ってね!」
ここの宿には泊っているお客さんも多いので、従業員さんも何人かいる。
その中で、このおばちゃんは食堂関連を担当しているみたいだ。
コルト村の宿屋さんはマコトさん1人で運営していたから、なんだか新鮮な感じだ。
そんなわけで席に着いて待っていると、僕たちの目の前にサラダが提供された。
ホクホクイモのポテサラだ。
美味しそう!
「いただきま~す!」
パクッ!!
ん~!! 口に入れた瞬間から美味しい!!
普通のポテサラなのに、この世界は何を食べても基本美味しいよ!!
やっぱり食事は幸せだ!
そのポテサラを食べ終わった頃、次の料理が運ばれてきた。
小魚の衣揚げだ。
ザクッ!!
すっごいサクサクだ!!
それなのに、その身は柔らかく、ホクホクもしている。
この魚、ホントに美味しいよ!
付け合わせでお塩があったので、お魚の上に振りかけて食べてみる。
おお!!
お塩のしょっぱさがまた良いアクセントになって、味変していくらでも食べれそうだ。
美味しすぎて直ぐに食べちゃったよ。
続いて出てきたのは、鶏肉のブルーベリー乗せ焼きだ。
ブルーベリーの酸っぱ甘い感じが、鶏肉の甘さと相まって非常に美味しい。
その鶏肉自体も不思議とふわふわっとしている感じで、口触りも噛み具合も非常に良い感じだ。
こちらの料理もペロリと完食してしまう。
続いて出てきたのが、デザートだ。
ここまでの料理にパンも一緒に出て来て、結構食べたからかお腹はパンパンだけど、デザートは別腹って言うからね!
その出てきたデザートは、オレンジとリンゴを一口大に切ってくれたものだ。
この世界にもリンゴがあるんだ!!
僕はそのことにまず感動した。
リンゴは僕の前の世界のデザートの中で、3本指に入る好きなフルーツだ。
それがこの世界にあったことだけで満足だけど、それを提供してくれているので、迷わずリンゴから手に取って食べる。
んん~!!
新鮮過ぎて美味しい!!
かなりみずみずしくって、シャキシャキで、その実が蜜っぽい感じになっていて、甘々で非常に非常にとろけそうな美味しさだ。
まさに、僕が前の世界で好きだったタイプのリンゴそのものだ!
ちなみに、オレンジもそれに劣らず美味しかったです。
この世界の食事は最高だね!!
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それでは次話もお楽しみに!