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101.進軍開始

 今週もようやく日曜日ですね。

 皆様お疲れ様でございます。


 明日からお仕事の方も、そうでない方も、頑張りましょう('ω')ノ


 では、本編へどうぞ!!


 森の奥に向かって進軍するクォーツたち。


 しばらく進むと早速モンスターたちが現れた。


 やはりこうして対峙してみると、モンスターたちの数が非常に多く、何だか圧を感じる。


 「ソンチョー! モンスターたちが姿を現しました。」


 「そうか、ようやく出てきたか! 鬼退治ならぬモンスター退治を始めるとするか! では全員、戦闘配置につけ!!」


 ソンチョーの威勢のいい掛け声とともに、クォーツたちが陣形を形成する。


 ある者は剣を構え、ある者は弓を手に取り、ある者は木々に登っていき、それぞれの配置が整ったところでソンチョーが再び合図を出した。


 「よし! 準備は整ったな! では全員、戦闘開始だ!! モンスターを蹴散らすぞ!! 進軍開始!!」


 その掛け声とともに、クォーツの大軍がモンスターたちに突っ込んでいき、戦闘が開始する。


 そこに木々の上から弓矢・魔法部隊による初弾が放たれ、最前線のモンスターたちを次々に撃ち倒していく。


 モンスターたちは一瞬混乱したものの、クォーツたちを視認すると勢いよく向かっていった。


 ヒュー!! ドゴーン!!


 そのモンスターたちに向かって、近接部隊の後方で待機していた地上の弓矢・魔法部隊による攻撃が放たれる。


 バタリバタリとモンスターたちが倒れていく。


 そしてその攻撃が次の矢の装填などで途切れると、ようやくモンスターたちがクォーツたちの近接部隊に辿りつき、戦闘が開始した。


 しかしその後方では、先ほどと同じように木々の上に陣取っている弓矢・魔法部隊による攻撃によって、着々とモンスターたちの数が減らされていく。


 さらにその後にはまた、地上の弓矢・魔法部隊によって戦闘中・戦闘前のモンスターたちが排除されていくのだった。



 「おいなんだこりゃ!? 俺たちの出番はほとんどなしなのか?」


 「多少はあるじゃねぇか。 まあ後方組は皆無だな、ハッハッハッ。 まあいいじゃねぇか、先は長いんだ。 この調子でいくようなら交代しながら休憩できるんだし!」


 「だな!」


 そうなのだ。


 予想外なほどに弓矢・魔法部隊の効果が絶大すぎて、かなりの数のモンスターが、近接部隊の戦闘前に排除されていくのだ。


 そして、戦っている途中でも弓矢や魔法で次々とバタバタと倒されていくものだから、戦っている実感がないほどになってしまっているのだ。


 なので急遽指令が下った。


 近接部隊は10分おきに、前方・中間・後方を入れ替わって戦っていくように、というものだった。


 近接部隊は疲労で判断を誤れば、それが怪我や最悪の場合、死に直面するので、そういった被害を最小限に抑えるために、現状の状況から判断して下された措置だ。



 そんな感じで、次々とモンスターたちを排除していき、早いものでもう森の中腹辺りまで来てしまった。


 だがやはり、中腹まで来たといってもモンスターたちの数が減ったりするわけではない。


 先ほど同様、モンスターたちの数は絶大だが、変わったことが一点だけある。


 それは、モンスターたちの中に、強いモンスターが出てきたということだ。


 まあそうはいっても、所詮は中腹に生息しているモンスターが追加されたに過ぎない。


 なのでクォーツたちにとっては、何ら大きな違いはない。


 少し強くなったといっても、弓矢・魔法部隊による攻撃にも、近接部隊による攻撃にもまるで歯が立たない。


 中腹に現れる強度のモンスターも含め、モンスターたちはまとめて、次々とクォーツたちによって排除されていくのだった。 




◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


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