絶望しただ ⭐︎
◇ ◇ ◇
ちくしょう、、、
あれから色々話し合った。
畜生、、、
色々聞いた。
最初は少数部族と思われていた事、
賢者の事、虹色の光の事、帝国艦の事、
ナタリの事、ジャックの事、ローズの事、
精霊魔法の事、、、どうでもいい。
そして、
ーーーーーーーーカイトの事
「あぁ、、なあぁんでえぇだよぉっ!!」オレは藤○竜也ばりに叫んだ。
「異世界転移物で最初に出会う美少女キャラはもれなく主人公とイチャイチャラブラブになるのはお約束の鉄板だろ!?えっ何コレ?婚約者?マジでありえねぇーしかも、なんだよカイトっうのは、優しくてイケメンで頼り甲斐がある!?そんなのは少女漫画だけで充分だ!!!オレは一体何のために、、このオレにノロケ話を散々しやがって!コイツあぁもうコイツで良いや、コイツに今までどれだけ貢いだと思ってる!?、、、、、
思ってたのに、、、彼女が出来るって、、、
イチャイチャ愛ランド生活が始まると思っていたのに、、、、」
オレは泣いた。
もう全てどうでも良くなった。
メイドは豹変したオレに戸惑っている。
もう犯るか?
いや、逆に身体強化でボコボコにされる未来しか見えない。、、、そうだ、、
コイツの好感度はそこそこ上がっているハズ、、
さらに好感度を上げコイツを助けたら。
親友のナタリちゃんが生きていたら紹介してもらえるんじゃねぇ?
リアルメイドと異世界のお嬢様
スペック的には有りだな。
メイドにオレの優しさ、頼り甲斐、親友の恩人、
ってアピールさせれば、、、、
“きゃー優しくって逞しぃー抱いてー!"
となるに違いない。
イケメン彼氏からオレが略奪するよりはナタリが生きている可能性のほうが高そうだ。
メイドからナタリちゃんにターゲット変更だ!
◇ ◇ ◇
ゾクッ
何か嫌な予感に身を震わす
「ん?どうしたんだ?」
「…いえ、何でもないですわ、先に進みましょ」
ナタリ達は島を隈なく散策していく、ラナはきっと生きていると信じて、あの時たしかにラナに精霊の加護の光が包んでいた。きっとラナはこの聖域の何処かで生きている。
今ナタリを支えている希望はそれだけだ。
あの時、船が海に飲み込まれる瞬間、結界を貼り直し助けられたのは、ジャック、ローズ、ハンナ
生き残っているのはナタリを含めた4人のみだった。




