オラは旅だっただ
「 来世で復活の場合は、記憶も無くなり
全くの別人になるんだよな?」
もし記憶があるなら、この世界の方が安心だ
幸せになれるって保証してもらえるみたいだしな
しかし
「はい、魂は貴方と同一ですが、記憶等は無くなりますから最早別人と言えるかもしれません」
返ってきた答えは予想通りだった
記憶が無く最早別人
他人の為にオレの寿命を使って幸せにするとか
あり得ないな......
となると異世界行き確定となる訳だが
携帯小説等の異世界転生ものがリアルに自分で起きるとなると波瀾万丈過ぎてマジで無理だろ?
考えている事を読んだのだろうが
「大丈夫です!向かう世界は地球と良く似た環境で、比較的平和な時代に行けますから!」
残念ロリ天使がウンウンと勧めてきた
....... 「一応どんな世界か説明してくれるか?」
「はい!貴方が向かう世界には12の精霊が治める
とても美しく平和な世界で様々な種類が暮らしています。
地球には馴染みのない精霊魔法と言う力を使い
文明を築いています。」
!?
魔法!?マジで!?
「なぁオレもその世界にいけば魔法が使えるんだよな??」
興奮気味に尋ねてると
「えっ.....あの適正があれば......」
「なら適正も付けてよ、全属性ね!」
「全属性ですと貴方の器ではキビシイかと...」
器が小さいとかマジ凹むからやめろ
「そこは、加害者なんだから何とかしろよ!
ついでに魔法使い放題がいいなw」
「わかりました....なんとかします....」
キタコレ!
急にテンション上がってきたよ
「あ!後余り人の居ない所がいいな、ほらオレ
田舎育ちだしw」
「はい、わかりました。では異世界での復活で宜しいですね?」
「おういえぇ!!」
「全属性生活サポート魔法使い放題、人の居ない異世界ライフへ行ってらっしゃいませ」
急に目の前が真っ暗になった