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自作小説倶楽部 第4冊/2012年上半期(第19-24集)  作者: 自作小説倶楽部
第20集(2012年2月)/「チョコレート」&「猫」
21/62

11  紫草 著  猫 『ねこ』

猫『ねこ』



「じじ~」


我が子の声が猫を呼ぶ


「じじ~ どこ~」




「どうした!? じじ、いない?」


右へ左へと動き回る我が子をつかまえ、聞いてみる


「じじ おそと いっちゃった」


おやおや。半べそかいている


「大丈夫。帰ってくるから」


「ほんと?」




生まれた時から一緒にいる猫

黒猫の“じじ”

いっつも近くにいるもんね




「お庭で“じじ~”って呼んでごらん。“にゃ”って返事するかもよ」


するとニコっと笑って駆け出してゆく




「おかあちゃ~ん じじ いたよ~」


きっと、その声で逃げてくな




あ。


今度は我が子も出て行った



【おしまい】

 著 作:紫 草  

Copyright © murasakisou,All rights reserved.


サークル投稿用



*これは以前書いた、童話です。以下はホームページのアドレス。


 HP『孤悲物語り』 童話より

http://kohimonogatari.web.fc2.com/douwa/d-neko.html

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