Ⅱ-Ⅱ 日常
序盤side:???
後半森平
なんかストックがないんですがそれは……え?サボってた自分が悪い?ぐうの音も出ませぬ。
ちょっと更新頻度落としてもええですか?ダメですか、そうですか……
なんで今の作品もまともに手がつけられてないのに新ストーリーだけ考え付くんですかね?
この国が腐っていると思ったのはいつからだったろうか。
いつも変わらない日常、最悪な日常、改善されることはなく、逆に悪化していく一方。
それも仕方ないと思う。
だって、この国の宰相は………
時々、私も知らない記憶がなだれ込む。
もえゆく街、死んでゆく友人、そしてあいつの顔。
私の知らない復讐心が日に日に広がっていく。
そのせいで、すごく頭が痛くなる時もあるけど、偶にある薬師の人じゃない、とある金髪の人から貰う薬を飲むとかなり楽になる。
その人は、いつも私を見ると悲しそうに笑っているのが印象に残る。
私は人間とは違う。所謂獣人というもので、その獣人は一定の国だと迫害を受けやすくなる。そしてこの国も例外じゃない。
いつも空は晴れている。この辺りでは余り雨が降らないらしい。お陰で喉が渇く。飲むものも何も無い私たち孤児は、雨の日が大きな救いとなってる。
……私には他の誰も持っていない、不思議な力がある……いつか誰かに教える日が来るのかな……
時折、あの金髪の人が知らない記憶に写る。
いつもニコニコと……いや、ニヤニヤという方が正しいか?笑っていて少し薄気味悪い感じがある。まるで本当の笑みじゃないかのような……
結局私は何も分からない。
一体、周りがどうなっているのか、一体自分が何者なのか。
だけど、これだけは言える。
いつか、差別なんて存在しない、みんな平等な世界が生まれますように……
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「おかわり」
そういい皿を突き出してくるヒナミさん。
そして皿に新しく盛り付ける俺。
数日前、何となしに有り合わせの材料を使ってちょっとした元の世界の料理を作ったのだが、それを見たヒナミさんが味見をせがんだ。
なので食べさせてみたところ大好評。結果、最近は俺が料理をする事になってる。俺あんまり料理上手くないんだけどな……
んで、食事がおわったらまた、ポーション作りに移る。
俺が薬草を作れるようになってから(魔力は必要)ヒナミさんの作業効率が大幅に上がった。
流石にずっと俺は作れる訳じゃないが性能がいいらしくひとつの薬草で多くの下位ポーションが作れるらしい。
中位や上位は作らないのかということに関しては、勿論作るが基本高価になるため、余り作っても多くは売れないからとの事で、前よりは安く売れるが、一度に多く売ると色々めんどくさい事になるっぽい?よく分からん。
まぁ俺は基本薬草を作ったらその後ヒナミさんの手伝いをしていく感じだ。とは言ってもただ液体をぐるぐる混ぜるだけだが。
ヒナミさんに頼まれたら一通りやり、終わらせる。
そんな毎日を繰り返していた。




