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ⅩⅠ unknown

ここから暫くの話はヒナミsideがメインになってきます。

今回最初のみ森平sideなのでそこは勘違いなく。

まただ。またこうなる。もう嫌だ。何でだ。


前と同じ。木々の間を通り、何度も襲われながらも逃げる。


今回は前回より魔物の数が少ない。標的が最初から定まっている状態となる。

つまりずっと俺が狙われる。


俺の今のLvは4である。

どうやって上げたのか。それは前にヒナミから貰った自衛用の道具を上手く駆使した結果である。

その中に弱い攻撃を弾く見えない結界を張るという物があった。


それをどう使ったのか。簡単だ。最低ランクの雑魚モンスター、突っ込み攻撃しかしてこない角うさぎと戦ったのだ。

角うさぎの突進。それに対してこちらが真正面から突っ込んでいけばいい。

ちょっと怖いがあとは結界が発動してうさぎにぶつかる。

突然強力な衝撃を受けたうさぎは首の骨を折って死んでしまうという感じだ。

まぁそれしか倒せないが何とかLvを上げた。


それが今の状況とどう関係するのか。


Lv3で開放されるスキル。

____________________________________

採掘、クイック、危機察知、罠設置

____________________________________


の4つが解放されていた。


それを全てすぐに取得、LvをMAXにした事で前より魔物の攻撃をかわし、最大Lvの罠設置による超スピード作成、設置、隠蔽が魔物を近づけさせないようにしている。

どうやらこのクイックというスキルも超スピードに関係しているらしい。

採掘なんていつ使うんだ?


だがそれもあくまで時間稼ぎ。いずれ追いつかれてしまう。更に逃げれば逃げるほど危機察知の警戒が増えてくる。このままだと詰む。


「何で何で何で何で何で何で何でなんでなんでなんでなんでなんでなんで」


もう体力も持たない。思考もおぼつかない、それに、危機察知がこれまで以上の警戒を示してくる。


「ッッ!!」


左腕に鈍い痛みを感じる。無い。腕が無い。


「ガッ!ァァァァァァァァァァ!!!!」


だがそれでも足を止められない。止めたら死ぬ。止めたらもう動けない。


すぐに右手に握っていたものを口に含む。


薬草。魔力を纏わせた薬草。ポーションの材料になる物。

だがそのまま食べても効果が薄く、味も酷いが全く効果がない訳では無いのは知っている。


口に広がる青臭さ。思わず吐きそうになるが少しでも効果を高めるためには飲み込むしかない。


辛い。


________________________________________________

薬草をそのまま使用。

常時使用型新スキル

回復効果上昇(中)

獲得

···


薬草をそのまま100束使用。

スキル強化

回復効果上昇(大)

···


薬草をそのまま500使用。

スキル効果最大強化

回復効果上昇(特大)

···


薬草に魔力を付与。

新スキル獲得

薬草複製

···


薬草に魔力を50付与。

スキル強化

薬草生成

···


薬草に魔力を200付与

スキル強化

薬草生成Lv2

···


···


···


···


薬草に魔力を1000付与

スキル効果最大強化

薬草生成Lv10

________________________________________________


頭の中にメッセージが表示される。

がむしゃらに発動させる。手に薬草が生まれる。

食べる


食べる


食べる

食べる

食べる

食べる食べる食べる食べる食べる食べる食べる食べる食べる食べる食べる食べるたべるたべるたべるたべるたべるたべるたべるたべるたべるたべるたべるたべるたべるたべるたべるたべるたべるたべるたべるたべるたべるたべるたべるたべるたべるたべるたべるたべるたべるたべるたべるタベルタベルタベルタベルタベルタベルタベルタベルタベルタベルタベルタベルタベルタベルタベルタベルタベルタベルタベルタベルタベルタベル


後ろから何か聞こえてくる気がしたが意識も少しづつ遠のき、なんだか分からない。


足元がふらつく。

地面がゆれているのか?


いや、ゆれているのはおれのあしか。


あぁ、つらい。


もうなにもみえなくなってきた。


なにもかんじなくなってきた。


なにもきこえなくなってきた。


………



だが近くで聞こえた。ある小さな音だけはしっかりと聞こえた。


「は……は……はは……そうだよな……流石に……」


後ろから聞こえてくる声に気がつくことなく森平はーー


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

side:ヒナミ


森の奥地。まだ遠目だがそれでも魔物の姿が見えてきた。全てという訳では無いが、奥地の魔物たちは巨大なものが多い。とはいえ大きさが強さと比例する訳では無いのだが。


だがそのおかげで魔物たちが一定の方向へ向かっていることですぐに目的の人物を探し出すことには成功した。


「あとは……何とか近づければ……!!」


スキル、先制を発動。

敵警戒率0%。クリティカル確定。


「氷剣演舞、召喚、氷のエレメント」


敵警戒率12%。100%クリティカル。


クリティカル確定と100%クリティカル。何が違うのかはわかっていない。だが確定の方が上ということは分かる。だがまぁそんなことは関係ない。


氷でできた剣が一人でに飛んでゆき、魔物たちに襲いかかる。

いや、一人でと言うのは違うのだろう。

そこには”見えない何か”が手伝っているのだろうということは分かる。


……まぁそんなことはどうでもいい。


巨大な魔物ほど懐に入り込めば気付かれにくくなる。


「圧縮、停止、衝撃、標準補正。いけ」


これだけでいい。氷剣が小さく縮み、超速で飛んでいく、

これを当てるだけでほとんどの相手は死ぬ。


「世界を映せ」


あとはいつもと同じ方法で後を辿っていく。


「え?」


それは意外な光景だった。

森平は戦えない。前に1度、薬草採取について行ったことがある。その時にどう戦うのかを見せてもらったことがあるが、酷いものだった。はっきりいって私があげた道具を使わないと身を守ることすら出来ないものだったから。


だから今は追いつくのは絶望的な状況だと思っていた。


だがこれは何だ?

目に見えない速さ(これはクイックか?)で罠を設置し、少しだけだか魔物から距離を離していく。

本来設置する時間を取られるのだが、それがないくらいの超速である。


「………ッ!そんな場合じゃなかった」


じっくりとその手腕を見てみたかったが、魔物に傷を負わせている様子は無い、本当に時間稼ぎらしい。


急がなくては。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

その気配はすぐにわかった。

それは魔物の中でも上位。場所によってはトップとすら言われる存在。ヒュームがいる。それも近くに。


はっきりいってヒュームは私にとってかなり強い程度の認識しかない。だがそれは昔の話。仲間がいる時の話である。今、暫く冒険者をやっていない状態で尚且つ仲間がいない自分ではまともに戦えるかすら怪しい。


近くに森平の気配もある。


「…………引けない……いや、私は……もう……引かない!!」


昔、世話になっていた人を2人も失った。

原因はヒュームとは関係ない魔物ではあるが、それでも誰かを失うということは自分にとってトラウマとなっている。


「もう誰かを私の前では……死なせない!!」




ーーー……へぇ?何か面白そうじゃん?ーーー





ーーーまぁでも勝てる未来が存在しないんだけどねーーー





ーーーだからちょっとだけ、手助けしてあげるよーーー






「……?何これ、紙?」


紙は貴重品だ。滅多に目にすることは無い。だがこれは何だ?硬くて四角い紙……何か絵が書いてある?


馬車に乗った人の……絵?





ヒナミ、タロットカード入手


《戦車》

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