表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
20/45

ヒロインの嫉妬

この世界はおかしい。


私中心のはずの世界、イケメン達に甘い言葉を囁かれ優しくされて、お姫様のように扱ってくれる世界なのに

彼らは私に振り向いてくれない。


おかしいおかしいおかしい!

リセットしてまたやり直したいのにっ!


前世で不登校だった私の支えがこのゲームだった。

ボタンと誤った選択さえしなければ、素敵な画面が見れていた。

もし生まれ変わるなら、主人公の女の子になりたい。


今いる現実は、わかってくれない人達ばかり。

汚い世界だから、私は本当は別な世界に生まれるべきだったといつも思い願っていた。

親も祖父母も兄弟も嫌い嫌い嫌い。


友達だなんて、アイツらなんて、嫌い。



だから、目を覚ました時は嬉しかった。

ようやく私を理解して、優しくしてくれる世界に生まれてきたことに感謝したわ。


なのに、、、一番大好きなジオ様はジオ様でなかった。

私と同じ転生者。


でも、顔はジオ様だし、彼の明るい笑顔には癒されるの。。


私のものになって欲しい、本来そこにいる立ち位置は私のはず。悪役令嬢のくせに、邪魔なメアリー!



絶対絶対許さないんだから、、、


可愛いは正義なの。私はヒロイン、貴女は悪役令嬢。


今日も彼女は優雅に紅茶を飲んでいた。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ