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後悔

作者: 海月 くらげ

 涙に濡れる前にここから出ていってくれないか?


 これから嗚咽に(むせ)ぶことを知らないまま遠いところへと、旅立ってはくれないだろうか?


 失ったものを嘆くことを

 もう戻ることのない大切な何かを


 願ったところで、祈ったところで


 きっともう遅い


 (くゆ)らした煙草を消すように簡単にいくとは思っちゃいないが、それでも心の臓にこびりついた火は消えてくれない


 (くすぶ)っている思いこそが今の私を締め付けることに気付くことはどうせない



 諦められるものなら、とうに諦めているはずで


 諦められないからこそ苦しんでいる



 夢を

 才能を

 努力を


 諦めることは出来ないのだ



 けれども結果は知っている


 無理難題であることなど



 だが諦めることとは、話は別だ



 そして私は知っている




 この思いこそを後悔と呼ぶことを




 後悔よ


 私の胸を火を消して出ていってくれないか?



 そうすれば私は苦しまずに済む




 だが後悔を追い出すと


 また別の後悔が胸に火を灯すことを



 知ってしまっている




 だから



 せめてこの嗚咽を


 聞かなかったことにしてくれないか?




 せめてこの止めどない涙に


 黙って傘をさして止むのを待っていてくれ







もし違う道を選んでいれば。

きっと違う道を選んでいても同じ事を思います。

だから迷うことが勿体ないので、突き進みましょう。何をしてもどうせ後悔しますから。

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