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マイティ学園生徒会

目安箱始めました

作者: 半太郎

初めての登場なので、いまいちキャラが掴めてません。

今のところ連載しようと思ってます。


放課後の生徒会室にはいつものメンバーが集まっていた。

「34、35…あー、終わりが見えない!」

「オカンが目安箱とか案出しちゃうからだぁー」

「俺の所為なの!?」

目安箱の中身を取り出す作業を始めてから、既に一時間が経過している。いい加減に飽きてきたのか、恭介が不満を漏らす。議案の提示をした心海は、責任を感じていたのと晴人に責められたので若干涙目だ。

「後悔先に立たず…か」

「縁起でもないこと言うなよ!」

不吉なことを呟く臨斗に竜太の背筋を冷たい物が走る。

ふと、作業をしていた恭介の手が止まった。

「面白いもんはっけーん」

「なになに?」

恭介の手には先程仕分けされたプリントの一枚、しかもその内容は…

「”生徒会に求めること”?」

「そういえば、確かにそんな枠あったな」

「なーなー、休憩がてらこれ見ね!?」

「さんせーい!」

「俺も気になる!」

恭介の提案に晴人は勿論、生徒会長である竜太まで賛同する。

「どうする心海?」

「…じゃあ、15分までなら」

さっそくプリントを囲む生徒会。机に積まれた山の中から、まずは竜太が一枚選んだ。

「えーと、”ペンネーム、花子さん。私の理想とする生徒会長は学校のリーダーとして責任感が強く、全校生徒のお手本になる人です”…」

「責任感が強く…」

「お手本になる…」

「皆酷いよ!!」

「まぁまぁ、誰もお前にそんな期待してないって」

「臨斗ぉぉぉぉぉぉぉぉ!!?」

泣きだした生徒会長を放置して、四人は次を選ぶ。

「お!これなんてどう!?”ペンネーム、手芸部一年さん。この前三年生の教室の前に凄く可愛い刺繍の作品が展示してあったのですが、どなたのか教えて頂けませんか?”」

「いやこれ何で目安箱に入ってんの?ねー、オカン」

「え?あ、いや、そうだな!あははは…」

「ま、まさか心海…」

「いやいや違うよ!?羊さんのもふもふした刺繍とか俺知らないから!!」

「「「「……」」」」

この期に及んでなおとぼけるのか心海よ byマイティー  

「ナン恭ー、俺に関しては何かないの?」

「晴人に関しては…お、あった!”晴人君の女装写真集はいつになったら出すんですか?”」

「アウトぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」

「ちなみに”しばざぶろう(男)”」

重い沈黙が部屋を包む。

「大丈夫か晴人」

「うっ、もう嫌だ…」

女装は暫く禁句になりそうだ。

次に手にした紙を見て、恭介が飛び上がる。

「きたぁぁぁ!!やっとこさ俺のターン!!」

「で、なんて?」

「”ペンネーム、一組女子さん。恭介君のアド、今度教えてくれませんか?”だって!フゥー!良いよ全然教えちゃう!!」」

「他でやれ」

「リア充だ!」

「そんな付き合い方駄目だぞ恭介!」

「一発殴って良いかなぁ」

有頂天の恭介にどんどん黒くなっていくオーラ。

「そういえば臨斗の質問見てないね」

心海の呟きに一斉に視線が臨斗み集まる。

「なに?」

「なに?じゃねーよ!臨斗のも探そうぜ!!」

「臨斗の質問、臨斗の質問…あった!”ペンネーム、jkさん。たまに臨斗君が女子を見てフッって笑うときがあるんですが、もしかして意外と女好きだったりしますか?”…だって」

「大きな間違いですjkさん」

「それネタにされてんぞー…」

「顔に出ちゃってたかー」

「臨ちゃんは女好きなんかじゃないもんねー!」

「皆ー、もう15分以上経ってるよ!帰りまでに終わんなくなる!」

「「「「へーい」」」」

*特にオチはありません*

いかがでしたか?

なにかアドバイスや感想がありましたら、是非とも書いてくれると嬉しいです。

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