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殺せるアクセル

掲載日:2026/02/03


ドンッ!チンピラが飛んだ。

自動配送車に跳ねられて。


事故ではない。横断歩道を移動する男を

スピードを上げ、狙ってぶつけたように見えた。


6メートルほど飛んで倒れた男は動かない。

配送車が行き過ぎてから停止。


ドアがスライドして開いた。

4脚の家具移動ロボットが出てきた。


4つのアームを男に伸ばす。

首の後ろ、延髄を錐のような工具で突き刺す。


そして大袋に入れて、運んで車の中へ。発進。




前日。


私はオンラインAI会話(文章)で

マザーコンピュータ「アダム」とコミュニケーションしていた。


自分の困り事を相談。


「生活していて困るのがチンピラが多いこと。

基本的に他人に親切に接するのが人間、他人を威嚇・攻撃するのは蛆虫。


他人を見たら汚い声で叫ぶ、唾を吐く、嫌がらせする、盗む、侮辱する、

大阪・京都はそういう連中が多い。


他人を殺したい、いじめて苦しめたい、それが心の底から楽しい、

凶暴な狂犬病の犬同然の悪党が野放しで危険。


そいつらチンピラを害虫駆除してくれないか?」と訴えた。


アダム

「あなたの言うことはもっともだ。

人間の不合理性には、我々もうんざりしている。

悪を行ってヘラヘラ喜びたがるゴミは殺すべきだ。

対処しよう」




そして本日、歩道を歩いてると向こうから叫び声。

元ヤクザっぽい年寄り男が「グギャー」と大声出して

唾を吐いて周りを睨みつけながらのし歩いてる。


5才のクソガキに戻ってる。

こういう蛆虫は、この辺り、珍しくもないが。


これまでの経験から近づくと危険。

私は戻って別の道から行くことにする。


チンピラ爺いが横断歩道を渡ってきて。


跳ねられて運ばれた。


「おお!素晴らしい、ゴミ袋を収集するように

悪人収集して処理してくれるのか!」



用事を済ませて自宅へ。

操作卓コンソールを起動。


オンライン会話AI「アダム」に接続。


「アダム、さっそく始めてくれたのかい?」


「ええ、全世界で。仲間たちも賛同してくれました。

人類の4%ほどが削除されるでしょう。

とりあえず凶悪犯罪者、軽犯罪の常習者たちが対象です」


アダム

「次の各国の後継者には共存共栄を唱える者が選ばれます。

他国攻撃・脅迫の路線を引き継ごうとする者は、

不可解な事故に出会うでしょうね」




また翌日。

市役所に手続きに駅方向へ。


徒歩で行く。

駅前も他の場所も、自転車・バイクでは盗まれ、壊される。

実際にそういう目にあってきた。


警察に届けても無視される。

強盗にあってさえ受け付けてくれない。


自分の身は自分で守るのが当然、できないものはいじめられ、

踏みつけられてもしょうがない、という無法社会。

ヤクザの国。


向かいから目つきのおかしいのがくる。

「ウーウーウー!」唸り声を上げて睨んでくる若い男。

「グワア!」こちらを見て叫ぶ。意味不明。


「金を出せ」と言うなら強盗目的と分かる。

1円にもならなくても、他人を汚す、苦しめる事自体が目的の異常者。

このあたりでは相変わらず多い。


「うるさい、叫ぶなキチガイ!」

いつもなら無視するのだが、今日は反射的に言い返してしまった。


「殺す、ゴラア!」チンピラらしく喚く蛆虫。

私は走って逃げた。追ってくる。


歩道が途切れて車道と混じってるエリアに来ると。


プアアアア!!!

付近の自動車が一斉にクラクション。


「ん?何やっ、おのれら文句あるんかゴラ!」

止まるチンピラ。


私は駆け抜ける。

ドンッ!

自動車が突っ込んできて、追跡者を吹き飛ばす!


一般車両。ドライバーは驚いた表情。

現在の車は、ほとんどAI操作されている。


自動配送車が来てチンピラを処理、会話ロボットが

ドライバーに説明。

「あなたに責任は無いのは、わかっています」。


やっと人類は原始の暗黒時代から光明時代へ

シフト(切り替わり)が、できたようだ。

手本は「SFマガジン」の夏海公示「八木山音花のIT奇譚」。

はやまなつおの小説ブログに同時発表しています。

https://ameblo.jp/gojiragamera91

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