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男の僕が、突如女の子になっちゃいました。   作者: 夜桜 優奈
1章【新しい体での生活は大変】
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5話 新たな入学手続き。

前回のあらすじ

母に僕の女体化した原因を聞いてみたら、なんと不死の病気だった!?

もう一生、男の体に戻ることができないと知った渚は、とても悲しんだ。

すると母は渚が女の子だと知ったうえで、自分近くに置き監視、そして自分の生徒にすることを考えていた。

そして今回はその入学手続きに関する話である。


こんにちはみんな、女体..じゃなくて、性転換した僕です。

春休みなのに、なぜか入学試験を受けさせられています。

それもそのはず、僕は未知の病気にかかってしまい、女性なってしまったのだから。

そのせいで今、母の学校(女子校)に強制的に入学することに決まってしまったのだ。

そして今、その入学にたいする手続きをするために、追試(追加入学者選抜学力試検)を受けさせられるところだ。

今回の1校時目は国語を行うようだ。

僕は今いる会場に人が来ているのかが少し気になったので、僕は後ろを振り向いた。

驚いたことに、僕の後ろ周りには全部で約158人が座っていたのだ。


僕の心の中「いや、多すぎ!どんだけ受けるの、そんなに人気なのこの学校?!」と思っていたら試検官が試検会場にやってきました。


試検官「これよりテストを行います。

机の上には筆記用具、受験票だけをおいて指示があるまで動かないでください。

試検時間は60分です。 それでは始めてください」


ついに地獄の試検が始まってしまった。

5秒後...試検内容の問題に僕は疑ってしまった。

 

自分の心の中「あれこの問題、前の入試より簡単だな」


それもそのはず、僕はもうすでに中学生で大学の範囲を全て予習し、覚えてしまったから、今やっている中学と高校をブレンドした問題を解くことなんて僕にとっては朝飯前。

その後も、

2校時 数学60分 簡単だった。

3校時 英語60分 簡単だった。

4校時 総合理科80分 簡単だけど、時間長すぎ!

5校時 総合社会60分 もう疲れた。

そして、面接が終わり全ての試験予定が終了した。

試検が終わり学校の正面玄関から出て帰ろうととした。

すると駐車場にいた母が僕を見て手を振ってくれた。

待っていてくれた母の車に乗り込み、家へと帰る道中、車の中で母と話をした。


渚「なんで、迎えに来てくれたのさ?、どうして卒業式の時に顔見せてくれなかったのさ...」

母の顔からそっぽむけて質問した。


 母「卒業式の件はごめんね。 渚には辛い思いさせたと思っている、でも今回はその卒業式で、辛い思いをさせたぶん、渚には今回の約束で、親らしい行動を少しでも多く見せようと思ったの」


予想外の発言で僕は驚いた。

てっきりいつもみたいに「約束だから」とごまかして、僕の質問から逃げると予想していたからだ。

いつものその発言で、僕はてっきり母に嫌われてるいるだと感じていた。

だって母はいつも帰って来ても朝帰りだと理由で、僕の話をちゃんと聞いてくれなかった。

それに母はいつも僕が話すと、真顔でたまにしか笑わない、顔は確かに整っている方で、笑うと素敵な方だ。

そしてこの8年間はまともに家族全員話せていなかった。

そんな中で母は今だけでも僕に親らしい行動を見せようと頑張って見せようとしていることが、どんなサプライズよりも一番嬉しかった。


渚「"その"、今日は一日中僕のわがままに付き合わせてごめん、それと今日はありがとう、帰ってからなんか手伝うことあったら言ってね」


恥ずかしながら感謝を母に伝えた。


母「ふふ、そうね。

渚が試検頑張っている時に、渚に似合いそうな服、デパートでいっぱい買ってきちゃったから♡、家に帰ったら全部着て私に見せてちょうだい」


渚「え?」


なんかいつもと違う反応で、思わず声が出てしまった。


母「それと、さっき入学手続き済ませて来たから」


僕の心の中「おい!、また何かおかしなことを言ってきた」そう思いながら僕はその発言にたいし、こう言い返した。


渚「はへぇ?、いやまだテストの確認終わってないでしょ!」

すると母はこう言い返してきた。


母「何言ってるの!、元から追試何て受けなくても渚が前に受けた入試の点数でうちに入れるぐらい余裕あったんだから、そしたら今日の朝、渚は「今日、テストあるから行ってくる」、私が言う前に先に出てしまったじゃない」

・・・あ、思い出した。

確かに母の言った言葉は本当だ。

僕がいつもより遅く寝てしまい、試検が始まる30分前に起きた。

そのせいか、いつもみたいにゆらゆら行動する朝ではなくバタバタと行動した朝となり、トーストを口に加え玄関から出ようとしたら、母がこっちを見ていた。「母が何か言ってふぃていふ?」と思ったが、気のせいだと思い、玄関を開けて試検会場へと向かってしまった。


渚「ぎゃーー!、そうじゃん!!、そうだった!!!、今日の面倒くさいテスト受けなくても良かったのに--!」


僕は言葉に出して僕は後悔するのであった。


次回6話 入学式。


【それぞれの学校偏差値】

聖女女学大学附属高等学校 [大学偏差値77.8]

偏差値69

私立女子校

今年の倍率5.1倍

去年の進学実績 東京大学文科一類3名、大阪大学2名、東北大学9名、千葉大学2名、神戸大学4名、横浜国立大学8名、他内部進学

海外留学 合計30名

理事長 潮凪 美智子

近所からはお嬢様学校と言われている。

なんか入学式や卒業式でリムジンに乗りながらくる生徒が多いらしい。


東京医学大学附属高等学校 [大学偏差値82.4]

偏差値72

国立大学附属高校 共学

今年の倍率10.5倍

去年進学実績 東京大学理科三類15名、東京大学理科二類30名、東京医科歯科大学7名(今年から東京科学大学)、千葉大学3名、大阪大学2名、東北大学16名、横浜国立大学1名、他内部進学84名

海外留学 合計15名

Harvard university is Faculty of Medicine2名

統一理事長 潮凪 吉見

全国屈指のエリート高校、主に医学部にしか全員進学しない、噂によると文化祭で某YouTuberが対数の問題を出してきたら0.8秒で返してきた先輩(神脳)がいたとか?



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