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男の僕が、突如女の子になっちゃいました。   作者: 夜桜 優奈
1章【新しい体での生活は大変】
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4話 性転換した原因は?

前回あらすじ

僕の女体化した姿が母にバレてピンチ......、なぜか案外あっさりと、受け入れてくれたのか?

朝食を済ませて今の話に入る


朝食を食べ終えて今から今後の話について家族と話すところなのだが、母から何か大事なことを僕に話してくれるみたい。


母「渚がなぜその姿になったのか私はその答えを知っているわ」


渚「本当に!!」


母「ええ、もちろんですとも、私が昔に大学の専攻で研究していた症例ですから」


実は僕の母はとってもエリートなのだ、大学では未知の研究を成功結果を残し表彰、日本三大資格国家資格を2個持っている、それも中学と高校で最年少で取得、極め付けに海外の難関大、全部で36個受けて全て合格しているレベルだ。

だから本当にすごい経歴持ち主なのだ。


 母「渚、貴方のその症状の病名は」


僕はその一つ一つの言葉の重大さゆえに、つばを「ごくり」と飲み込み、心に受け入れる準備をした。


母「後天性脳下垂体異状ホルモン分泌病(RSHVK)」


初めて聞いた病名だ、僕だって医者の端くれになるために勉強していたが、こんな病名今までに聞いたこともなく見たこともない。

正直言って嘘なんじゃないかと疑ったが、まぁ今の状態を見て言えることではないため、僕は母の話を真面目に聞いた。

母いわくこの病気は世界でまだ1人しかなったことの無い病気で、完治根絶は不可能らしい。

簡単に言うと脳の男性ホルモンが女性ホルモン全て置き換わって性転換し、精神面まで女性化する恐ろしい病気なんだ。


「これで世界2人目の症例は僕ですか」と心の中で思った。


すると母が喋る。


母「とりあえず、明日の入学式は無理ね

そうだ、渚、今から私の学校に入学手続きをするわよ」


急な発言の展開に頭の処理速度が全く追いついていなかった。


渚「ええ!、何で?!せっかく合格したのに」

 

母「貴方、男性で入学手続したじゃない、それに私の学校は女子校よ?、今の渚にぴったりの条件よ」


みんなにまだ言っていなかったが、この人は聖女女学大学附属高等学校の理事長を勤めているだ。


渚「何で?母さんの学校に行かないとダメなの?」

質問をする。

そして帰ってきた返事がこれだ。


母「条件揃っているからに決まってるじゃない、それに妹はこっちに進学しないんだから、その代わりの渚が進学しなさい、面倒見てあげるから」


僕の心の中「うわぁ..、絶対この人僕のこと、近くにおいて監視したいだだけだ」


これ以上駄々をこねていても無理そうだったので僕はその話に承諾した。


母「確か、私の学校に幼馴染の森崎ちゃんも進学するわよ、良かったわね」


僕の心の中「そうだ森崎さんが進学する学校だったんだ」


内心、僕はとても喜んでいたのだが、「この姿どうやって森崎さんに説明すればいいんだろう?」と思い、また疑問の壁に隔たれ悩む僕であった。

次回5話 入学式。


【母の経歴書】

本名 潮凪 美智子

職業 聖女女学大学附属高等学校教員兼研究職

出身大学 東京大学理科三類入学、中退

     MIT入学、天文物理科卒業

     UC入学、人体生物学科卒業、博士号取得

     その他もろもろ

資格 英検1級、数検1級、漢検1級、統計検定1級、司法試験予備課程で取得、公認会計士資格、国際科学オリンピック金賞、国際プログラミングオリンピック金賞、臨床病理悪性腫瘍切除法(csp)開発ノーベル医学賞受賞


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