2話 僕、女の子になっちゃいました。
前回のあらすじ
渚は体が凝っておりストレッチをしようとした。
すると柔軟体操いつもより絶好調だった。
下に降りようとするとキッチンから調理している音が聞こえる、たぶん母が帰宅したのだろう。
そのまま脱衣所にある洗面器で顔を洗おうとすると、そこには自分の姿じゃない人が写っていた!?
何度を鏡も見た。
それでも鏡に写っているのは綺麗な女性の顔だ。
今、僕の顔の特徴を簡単に伝えるのならば、髪は銀髪ロングヘアーで目の色はスカイブルー、顔は可愛い系と美人がハーフしたかんじだ。
「これが僕?」
声に出して言ってしまったが、声まで完璧に女性の声へと変化していた。
「今思えば身長もこの服も、僕が女性になったのなら、変化した証拠になるのに、何で見落としていたのだろう?」、簡単な疑問に気づけていなかった。
それを気づかなかった僕は、何よりも悔しかった。
でも今はその悔しさよりも好奇心の方が勝っていた。
今の現象が現実か確かめたかった僕は、頬を引っ張って現実なのか、確かめた。
結果は「い痛だだだだ!」
お察しの通り現実だ、触った時の肌の感触だって、女性の肌のようにもちもちしていた、前の僕の肌とは大違いだ。
「それでは僕の大事なムスコはどうなった?」と疑問に思い、股へと手を伸ばす。
結果はもちろん、なくなっていた。
これはこれで精神的にかなりきた。
「小説や漫画の話で女体化?」の話はよく友達から聞いていたのだが、実際に僕がその女体化を体験するとは、神様は僕に何個試練を与えれば気が済むのか。
途方に暮れてると、だんだん自分が置かれている状況を理解してきた。
「これ、今後の生活女性のままだとやばくね」
これこそ、僕の、この女体化したこの姿を家族に見られたら、"ごまかし"と言う武器がつうようしない。
頭を抱えながら焦っていたら、
母「渚どうしたの?」
どうやらさっきの悲鳴で母に気づかれてしまったようだ。
このままだと僕は母に見つかり、完全に不審者扱いにされてしまう。
「てか、こんな姿で、ブカブカな服を着て歩いている少女なんてただの変態にしか見えない!」
焦っているうちに、母がどんどん僕に迫り来る音が近づいてくる。
次回3話 救世主、母登場。
【女体化した渚の姿】
髪 銀髪ロングヘアー
目の色 スカイブルー
顔 可愛い+美人のハーフ(どちらかと、可愛い方)
身長 約150cm(25cmも縮んじゃった(◞‸◟))
バスト ???(これからの展開で判明)
スタイル 芸能人またはモデルレベル
声 可愛い系(高い声音)