1話 僕の体に違和感がある。
前回のあらすじ
渚は幼馴染に告白ができず家でストレス発散をして、入学式の確認そして、その日の反省会を開いていた。
午後10時に寝ないと明日は早く起きれないため寝ようとした。
すると体からものすごい痛みが走ったのだ。
家には誰一人とおらず、救急に電話しようと思ったが途中で気を失ってしまった。
それから約9時間も気絶をしてしまい、スマホのタイマー音でようやく目覚めた。
あれから何時間気絶していたのだろう。
スマホから鳴る音が耳に響いて、僕は起きた。
「時間は?」確認するとA.M.9:15だった。
僕はかなりの時間気絶をしていたみたいだ。
それとなぜか昨日突然起きた全身の痛みは嘘のようになくなっていたのた。
「流石にあの痛みはもう二度と経験したくないな」と思いつつ起きあがろうとすると、雷が体に巡るように痛みが広がっていく。
たぶん床で寝ていたせいで、体が凝っていたのだろう。
「凝った体をストレッチしよう」と思い、体を起こす。
「何にこれ?」
なぜかいつもより僕の目線が低くなっていたのだ。
そのせいか服までもぶかぶかになっていた。
おまけに髪まで伸びており「気持ち悪いな」と思いつつストレッチを始める。
柔軟体操をしてみると、「うぉ!」、いつも柔軟が出来なかった僕が、いつもより体がものすごく柔らかくなっており、手が足つま先にまで触れるようになっていた。
5分後...ある程度の柔軟が終わり、顔を洗おうと下へおりる。
降りる最中キッチンの方から調理をしている音が聞こえてくる、たぶん母が帰ってきたのだろう。
脱衣所の方まで着き、ドアを開けた。
すると、鏡にはありえない僕の姿が写っていて思わず悲鳴をあげてしまった。
「うわぁ-----!だれ?!」
次回2話 僕、女の子になっちゃいました。
過去編より本文が短くなります。