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0話Part3 最後の告白ができなかった日の夜。

前回あらすじ

幼馴染が家にやってきた、でも告白ができずそのまま時間が経過すると、幼馴染が違う先に進学?!、これからは気軽に話せなくなってしまう渚!

最後まで振り絞って、言おうとしたが悲しさのあまり何も言えなかった。

幼馴染のいつもの、からかいのおかげで何とか精神を保つ事が出来た。

今回の過去編は最後のPart、次回から第1話から始めます!

僕はその日、森崎さんに告白できず、家に着いてしまった。

帰り、玄関のドアを開けていつものように、「ただいま」と声を出していう。

いつもどうり変わらず誰も返事がない、そもそも家族がまだ誰も帰ってきていないのだ。

もちろんこれもいつもの日課、いつもののように、脱衣所の洗面台へ向かい、そこで必ずぼくは手洗い、うがいをする。

手洗い、うがいを終えたらリビングへ行き、いつもののように家族が使う食卓の上には、母からの置き手紙がある。

内容は「今日は入学者の手続きで帰りが遅くなります、デリバリーや冷蔵庫の中にある物でお願いします」書いてあった。

これもいつもののこと、違う点があるならば「朝帰り」と書いていない事だ。

いつも母、父は仕事で忙しいのは理解できるが、たまには家族と話すというのも忘れないでほしいものだ。

「卒業式ぐらい顔出してくれたって良かったのに!」軽く愚痴がこぼれてしまう。

それほど今、僕の精神状態は不安定ということ。

とりあえず今日は気分がむしゃくしゃするので、ド◯ノピザかピザハッ◯◯どちらか注文しよう。

「きめた!えい!、耳にチーズ入りで、コーラも頼んでやる!」体に油を蓄えて落ち着かせる。

これはいわゆるストレスによる過度な暴飲暴食である。

ピザの注文を終えたので先に予約してあった風呂出来上がったのでに入ることにした。

風呂の中でも、もちろんあのことについて考えていた。

「何であの時、勇気出さずに言えなかったのかな?」

「どうして最後までずーと笑顔続けられなかったのかな?」と体を洗っている時にシャワーで流している時にずーと考えていた。

考えた結果はこれだった。

「もう、分からない、こうゆうときこそ歌いストレス発散だ!」と謎の解決策に至ってしまった。

Mrs.Gr◯◯n Ap◯◯◯とYO◯◯◯B◯の歌を、歌い少しだけストレス発散することができました。

風呂から上がり玄関にはピザのデリバリーで頼んだピザが届いた。

今回頼んだピザの種類はミックスチーズピザで、ついでに頼んだコーラを含めれば総Calは1580Cal、男性平均Calの半分である。

「これは少し頼みすぎたな、後で筋トレしてCal消費しないと」と思いながら食べてとても後悔しました。

美味しかったです。

食後に少し筋トレした後いつもののように歯を磨き、勉強を午後9時まで3時間だけ勉強する日課。

それが終わればいつもなら寝るのが日課なのだか、今回は入学式の準備と今日の反省会をしてから寝ようと思う。

「東医の入学式に、関してのパンフレットは.....あった!」早速見つけて読み内容を確認する。

P.M.12:30 新入生入場準備

P.M.13:30 入学式

P.M.15:00 次の日に関係すること(テスト実施 国語 数学 英語 理科)

ため息を吐きながら言う。

「入学式終わって次の日にテストあるのか、めんどくさいなぁ」実際東医に入ったのだからこれが毎日普通だと思うと気が引ける。

入学式の事前確認が終わり次の問題に取り掛かることにした。

「なぜ、あの時声が出せなかったのだろう?」そこが今回の鍵だと僕は思った。

考えること10分....頭に光筋が通る。

「1つ原因が分かったかもしれない」

声に出して言う。

原因は昔のトラウマであると僕は推理した。

なぜ、昔が原因だと思ったかって?

それは過去の恐怖が原因だと思う。

過去の恐怖とは何と思う人はたくさんいるだろう、今回僕が原因だと思った恐怖は孤独になる事だと思う。

僕は昔から英才教育を強制的にさせられていた。

英語、水泳、ピアノまであらゆることを母にやらされていたんだ。

そのおかげで小学生のころは全てオールAだった。

でもそのせいか周りから宇宙人扱いされて、周りから頼れる人がいなくなってしまった。

でもそんな中でもずーと一緒だった森崎さんは僕に話しをかけていてくれた。

森崎さんだって僕と関われば、周りに嫌われて、ハブられる可能性があるに、それを分かっていながら、そんな中でも僕に話してくれたんだ。

僕はそれがとても嬉しいかったんだ。

もし今回の告白が失敗して、森崎さんが僕から離れて信頼できる人が僕1人になることを想像すると、立っていられなくなるほど手足が震えてしまうんだ。

だから僕はこの恐怖に打ち勝たなければ、一生治らないと思っている。

反省をしていると時計からチャイムが鳴った。

「あ、もう10時だ」

 

寝る時間になってしまったのだ。


「明日は色々買い出しに行かないとダメだから今日は早く寝なきゃ」


そう明日は入学式前日のため色々な物を買わないといけないのだ。

「そのため早寝して、ちゃんと起きれるようにしなきゃ」と思いつつ電気消そうとする。

するとスマホの通知が鳴った。

送り主は母であった。

内容は「明日買い物手伝うから早く帰るね」と書いていた。

これは予想外だと思ったが明日の楽しみが少し増ると思うと、楽しみな気持ちで寝る事ができる。

今度こそ電気消してベットに行こうとしたその瞬間、体からものすごい痛みが走った。

「痛い」

この痛みは筋肉痛のレベルを軽々超えていた。

この痛みの原因を考える「線維筋痛症か?それともリウマチ性多発筋痛症なのか?」痛みが時間に経つにつれて痛くなる。

まるで感電しているような痛みで、中から針で突かれるような痛みがどんどん強まっていき、その場で倒れ込み、声が出るほど痛いたかった。


「痛い!、痛い!、痛い!」


「体が熱い!、苦しい!、誰か助けて!」


もうこれは死ぬじゃないかと思い救急に電話しようとスマホに手を伸ばす。

すると次第に意識が僕から遠のいていく、声も出せなくなってきた、走馬灯まで見えてきてもう、死を覚悟した。

最後に僕は力を振り絞ってこう言った。


「まだ、僕の気持ちを伝えていなにのに....」


僕の意識はこの言葉を最後になくなった。

次回1話 僕の体に違和感がある。

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