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第十部 ポニーテールは砕けない

 「じゃ、みんな帰ろう。もう、放っておいても構わないと思うよ。トイレに行くか、悪夢の我慢をしながら野望を優先するか、簡単な選択なんだけどね。」

 ナツメがみんなに言った。

 「どうやら迎えが来たようだな。」

 カグツチが言った。

 「迎えって?」

 「ターントリプルシックスが到着したんだ。みんなはそれに乗ってバイオレット・スパーガーデンに行くといい。オキタの家族も首を長くして待っているだろう。」

 「あなたは誰?」

 いろはがカグツチをにらみつけるように言った。

 「わたしも古い秘密の名前を持っているんだよ、いろはかぐや、わたしの名は・・・」

 「うるさい! てめーは黙ってろ!」

 ナツメはアルファにげんこつをもらった。

 「かぐや、何を言っている?」

 「とぼけないで。偶然にあの星にいえ、会った時から変だと思ってた。」

 「何のことだ? 分からないな。」

 「見えているのかと聞いているのだ、Q太郎・・・」

 「いいかがんにしろ、てめー!」

 「お父さんは青リンゴのにおいのする香水なんてつけないわ。神父のこと、初めから何もかも知ってるような感じだったし。能力まで渡しちゃったのも変だし。あなた、一体誰なの?」

 「よく気づいたな。まあ、少し時間がある。ゆっくり話そうじゃないか。」

 みんなは怪訝な表情をしながらD.O.の館をあとにし、トイレの入り口から出た。もし彼の正体がカグツチではないとしても、まあ信頼できる人だろうとみんなは考えた。

 「メッタメタハウスというホテルを予約しているから、そこでシャワーを浴びて少し休むといい。」

 みんなカグツチにしたがい、案内されたホテルでさっぱりするとレストランで食事をとった。それからホテルの中庭の林に行って話すことになった。

 「少しは落ち着いたか? では、聞きたいことがあるなら聞こう。」

 「まずはあなたが誰であるかを教えて。お父さんじゃないでしょ?」

 「それは最後に答えることにしよう。」

 「なぜよ。」

 「かぐやも答えを焦って聞きたがるタイプなのか? 推理小説を最後から読んでしまうとか?」

 「ああ、それ、ボクも困るんだよね。すぐネタバラシする人いるもんね。映画を見てて、次のシーンをいちいち先に言うんだよ。それと、昔の映画館ってひどかったんだよ。お客さんの入れ替えを映画がまだ終わってないのに始めるんだ。おかげでさらば宇宙戦艦ヤマトのラストシーンを初めに見ちゃったんだよ。」

 「いいからてめーは黙ってろ!」

 「じゃあ別のことを聞くわ。どうして神父を放っておいても大丈夫と言ったの? 彼を知っていたの?」

 「知っていたのはその能力だ。まだ使いこなせていなくて、知らないふりをしていたがな。あれは自分にとって都合のいい過去を見せる能力だ。つまり、虚像や幻だ。過去は何も変わっていない。人の記憶が改変されてしまうだけなんだ。しかし、改変された記憶ほど嬉しいものはないのかもしれないがな。ものすごい誘惑だろう。」

 「そんな記憶欲しくないってきっぱりと返事が出来ないわ。情けない・・・」

 「人とはそういうものだ。」

 「じゃあ、どうすればいいと言うの?」

 「わたしに聞くのか? 父とは思っていないのだろう?」

 「答えてよ、誰よ、あなた。」

 「今回はスカウターを着けてないのだな。」

 「・・・なんでスカウターのこと知ってるのよ?」

 「さて、なぜかのう。」

 「その何でも知ってそうな口ぶり、わかったわ。あなた、ヒミコ様ね!」

 「ホホホホホ、よくわかったの。正解じゃ。」

 「なんで父に化けてるの?」

 「究極生物を調べに行っておったのだ。目を覚ますのはまだ先だと思っておったのだが、遺跡の上に刑務所が建てられ、トリプルシックスが走るようになってから覚醒が早まったのじゃ。人が来るようになって時が来たとみなしたのじゃな。

 そんな時におぬしたちが列車を乗り間違えてしまったのじゃ。これは偶然ではなく必然といってもよいじゃろう。間違いは間違いだと言いきれないわけじゃの。そしていくつかの星で経験を積んで、究極下水生物と妄想神父と時計じかけのサディストに対処してくれて感謝するぞよ。

 不測の事態に備えていろはの父に化けて同行したがの。心配無用じゃったな。ハニワアイスにもうまく対応できておったの。それから、気の毒な王女を助けてくれたな。単に呪いを解くだけでなく、前向きに生きる力も得たようじゃし。」

 「前向きというより恥知らずになっただけじゃねえか? ナツメみたいに。おまけに、最後、それはそれはひどいことしてくれたからな。あれ、なにハラって言うんだ。」

 「ただの痴漢でしょ。相手が王女だから処刑でもよかったんじゃない。」

 「二人ともひどい~。」

 「いろはよ。カグツチについて少し話しておこう。」

 「父はどうしているの?」

 「元気じゃよ。そのうち会えるて。一つ変わったことがあるがの。」

 「え? なに?」

 いろはは不安になった。

 「なに、ジャンプからコロコロコミックに鞍替えしたそうだ。」

 「ナツメだったら殴ってたところね。」

 「いや、コロコロコミックに対して失礼だろ。」

 「うるさい! もうあんたの顔も見たくないし、声も聞きたくないし、二度と会わないから!」

 「そんなあ~。」

 「ええ、ええ、こんなことを言うのは悪いことよ。ごめん。でも、許せないの! それじゃあ、さようなら!」

 ナツメが何か言おうとする前に、ロカトが慌てて声をかけた。

 「いろはさん、あ、あの・・・」

 「ナツメのための弁解なら聞きたくないわ。」

 「い、いえ・・・」

 「何よ!」

 「あ、あの・・・」

 「どうしたのよ?」

 「あなたに伝えたいことがあって・・・」

 「なに?」

 「こんなタイミングで言うのは変だと思うけど。」

 「一体何なの? 大事なこと?」

 「大事、自分にとっては、かな。」

 ロカトはいろはがもうここからいなくなろうとしている様子を見て焦った。自分の思いを今告げなければ二度と言う機会がないのではと苦しんだ。しかし、『好きです』の一言が出てこない。

 「あ、あの、お願いがあって・・・」

 「だからなに?」

 「そ、その、ポ、ポニーテールにしてください!」

 いろはもみんなもポカンとしてしまった。

 「どんな重大なことかと思ったら、そんなこと。いいわよ。フィグ、髪ひも持ってる?」

 「うん、あるよ! ロカト兄ちゃんは赤いリボンが好きだと思うよ。」

 ロカトはフィグが自然に『好き』という言葉を使ったのを聞いてうらやましく思った。

 『ああ、なんでその一言が今言えなかったんだ! 終わった・・・』

 いろははシュシュッと髪を結んだ。

 「はい。できたわよ。」

 「・・・はい。素敵です・・・とっても・・・」

 「なにその魂抜けたような感想は。あんまり似合ってないからがっかりしたのかしら?」

 「い、いえ、そんなことは決して・・・」

 「じゃ、もう行くね。ここでみんなとはお別れするわ。わたしはもう一度トリプルシックスに乗るから。もううすぐ発車時刻ね。」

 みんな何も言わなかった。言うべき言葉も見つからなかった。ナツメが一番落ち込んでいた。

みんなはいろはを見送るために駅へ向かった。反対車線にはターントリプルナインが止まっていた。

 「それじゃあね、みんな。楽しかったわ。ごめんね、こんな心の小さなわたしで・・・」

 「何言ってる! いろははかっこいいぞ。」

 「ありがと、アルファ。」

 ロカトも何か声をかけようと焦ったが、やはり口が開かなかった。

 『ああ、俺には真の勇気がない・・・』

 「ボーーー!」

 汽笛が鳴りいろははトリプルシックスに乗り込んだ。いつもだったらナツメが『999のメーテルだ!』と言って騒いだに違いないが(それから『メーテルー!』と叫んで汽車を追いかけて走ったに違いない)、うつむいて黙っていたのを見ていろはは心が痛んだ。

 『ごめんね、何も悪くないのに。わたしはあなたのような真の勇気がないわ。』

 そして汽車はホームを離れ、ゆっくりと速度を上げていった。

 しばらく重い沈黙が流れた。真っ先に口を開いたのはヒミコ様だった。

 「これでいいのか? わらわが口をはさむのは気が引けるが。ナツメよ、なぜすべて話さんのだ。」

 「え、だって。」

 「一つヒントをやろう。真実を話すのと全部話すのとは少し違うぞ。」

 「そしてみんなにも言おう。特にロカト、そなたに告げよう。」

 「な、なんでしょう!」

 「ナツメはすべてを話さなかった。そしてみんなはすべてを聞かなかった、いや、聞こうとしなかった。なぜじゃ? こういう質問はナツメが一番分かっていると思うが。」

 「ボクが?」

 「今回の不幸はそなたがしのはこを開けてしまったことを告げたことじゃろ?」

 「そ、そうです。それを口にしなかったらこんなことにはならなかったのに。」

 「そうじゃな、『あんなことしなければよかった』『言わなければよかった』の典型例かしれぬの。ただし、その反対もまたある。『あの時ああしておけばよかった』『聞いておけばよかった』『言っておけばよかった』のようにな。どうじゃ、心当たりがあるかの?」

 それを聞いてロカトは心を刺された。

 「その通りです。」

 「それでじゃ、ナツメ、もし、しのはこを処理したナツメの役をロカトがやっておったらどうする?」

 「え、ロカトがやったら・・・」

 ナツメはアルファの方を見た。

 「なんでこっち見んだよ!」

 「た、たぶん、殺されるから。」

 「いいから言ってみろ! 言っても言わなくても殺すから。」

 「そんな無茶な!」

 「兄貴、兄貴だけしかわからないことがあるってことなのか?」

 「そ、そうなのかな?」

 「言ってくれよ、兄貴。俺を兄貴に一歩でも近付けてくれよ!」

 「じゃ、じゃあ言うぞ。よかったらアルファを押さえといてくれるかな。もしロカトがボクの役をやっていたらロカトに言うのはこれだ! 『中身はどんなだった?』」

 それからしばらくナツメは気を失っていた。ロカトの制止よりも速くアルファがかかと落としを決めていたのだ。しばらくしてナツメは意識を取り戻した。

 「結局あの偽りの記憶そのものになったじゃないか!」

 「てめーが変態だからだ!」

 「さて、その質問をナツメに聞ける者はおるかの?」

 みんな黙っていた。ロカトとフィグはチラチラとアルファを見た。

 「だからなんでこっち見んだよ!」

 ロカトは今こそ真の勇気を試されるときだと感じ、ついに口を開いた。

 「兄貴、い、いろはさんのしのはこの中身はどんなだった?」

 「興味あるの?」

 「いらんこと言うな!」

 またアルファの一撃を喰らってしまった。

 「そう言ってもね、これだけは言えないんだ。」

 「それはそうだ。」

 「仕方がないの、わらわが助け舟を出そう。言うのじゃ、ナツメ、何を見たのかを。ああ皆の者、耳をふさがんでもよい。」

 「言えないよ。言ったらいろははもっとひどいことになる。」

 「一体何を見たんだ! 言え!」

 しびれを切らしてアルファが言った。

 「え、う、あ・・・じゃ、じゃあ言うよ。しのはこの中には・・・」

 「中には?」

 「中にはカメムシが大量に入っていたんだ。」

 「なんだとー!」

 「まさかいろはがお腹の中にカメムシを飼ってるなんて、とても言えることじゃないよ。」

 「てめー、思いやりのポイントがずれまくってんだよ! いろはのクソがカメムシなわけないだろうが!」

 「ほっほっほっほ、この話は誰も悪いことをしとらんのにの。おばあさんがナツメにしのはこを渡したのは勘違いだったのじゃ。その当時、照彦がいろはのストーカーをしておって、しのはこの中身を物色しようと考えておったのじゃ。そこでおばあさんは照彦をぎゃふんと言わせようと、しのはこの中にカメムシをつかまえてきて入れたのじゃ。

 そうとは知らないナツメは、まじめにしのはこを洗おうとふたを開けたら大量のカメムシを見たというわけじゃ。」

 「そうだったんだ! よかった、いろははカメムシ怪獣かと思ってたよ。」

 「その一言でも傷つくと思うよ。」

 「さてさて、時間がかかってしもうたの。かかと落とし何ぞするから時間が足りなくなるかと思うたぞ。もう限界じゃ。トリプルシックスが動き出すぞよ。」

 「え、どういうこと?」

 「時計を5秒間だけ止めて、トリプルシックスのコンピューターを機能停止させておいたのじゃ。それももう復旧する。いろはにすべての真実を伝えなくてよいのかの?」

 そのころ、いろははトリプルシックスが急に停車してちっとも動かないのでイライラし始めていた。

 「なんなのよ、もう!」

 ロカトは考えた。

 『列車が止まってる!? 今聞いたことをいろはさんに伝えなきゃ! いや、それ以上に大事なことを・・・なにい、列車が動き出したぞ。どうする、どうする!』

 「兄貴、お願いがあるよ!」

 「なんだい?」

 「俺に勇気を分けてくれよ。兄貴の持ってる真の勇気を!」

 「そう言われてもなあ・・・勇気なんてないぞ。」

 「何言ってるんだ! 自分でトイレの勇者だと言ってたじゃないか! 真の勇気を持つ者とも言ってたんじゃなかったか!」

 「それはそれなんだけど・・・え、なんで今勇気なんか必要なわけ?」

 「俺、俺、いろはさんが好きなんだ。でも、言えなかった。言う勇気がなかったんだ。今ヒミコ様が列車を遅らせてくれてるから、今言って言いたいんだ。自分の思いをね。もちろん兄貴の誤解も解きたいし。」

 「そうか、じゃあ、急がなきゃ! ようし、偉大な弟のためだ。とっておきの魔法を教えてあげるよ!」

 「おお、頼むよ。」

 「その魔法はこれだ! 『君のパンツを洗わせてください!』って、勇気を出して言うんだ!」

 「てめーには反省とか進歩とかがないのか!」

 「ありがとう、兄貴、肩の力が抜けたよ。」

 「やる気が全部失せたの間違いじゃねえのか?」

 「ロカト君、いいじゃないですか、急ぎましょう! これを使ってください。変身フルーツです。前はモノマネの実なんて言ってましたがね。これで今必要な力を得るでしょう。」

 オキタはロカトに変身フルーツを手渡した。

 「え、結構おいしい。」

 「ずいぶん改良が進みましたよ。」

 食べ終わったロカトは顔などは特に変わらなかったが、白い服に赤いマフラーを巻いた姿に変わっていた。するとどこからかサイボーグ009の曲が流れてきた。

 ♪赤いマフラー・・・

 ロカトは猛然とダッシュしてトリプルシックスを追いかけはじめた。

 「いけー、ロカト!」

 「ロカト兄ちゃん、しっかりー!」

 「009か、そりゃ、鉄郎のガニマタ走りでは追いつけないだろうからな。」

 ロカトはさらに加速し、服の色が赤に変わっていった。

 ♪吹きすさぶ・・・

 列車は速度を増し、空中へとのびるスロープに向かっていった。ロカトは列車との距離を詰めていった。

 「もう少しだ! 急げ!」

 何かの気配を感じ、いろはは窓から外を見た。ちょうど線路がカーブしていて後方の車両とその後ろの景色も見えた。

 「あ、あれ、なんなの? 誰か後ろを走ってる! あれはロカトなの!? 一体何してるの!?」

 いろはは驚いて立ち上がり、すぐさま後方車両へと走っていった。途中の食堂車で氷を食っていたアゴの異様に大きいマンモーニから釣竿を奪い取った。

 線路は再びまっすぐになり、空中へとのびるスロープとなった。そしてさらに加速し、トリプルシックスは先が曲げられた線路の先端から空中に飛び出した。それに続いてロカトが線路を蹴って列車に飛びついた。ほぼ同時にいろはが最後尾車両のドアを開けてロカトの姿を確認した。

 それを見てロカトが叫んだ!

 「かぐやー! 君のパンッ、いや、君が好きだー! 大好きだー!」

 アルファがぼやいた。

 「ナツメェ、もう少しであの二人を破滅させるとこだったぞ。」

 ロカトの声を聞き、いろはも叫んだ。

 「わたしも好きよ!」

 ロカトが手を伸ばし、いろははその手をつかもうと伸ばしたが、もう少しというところでロカトが失速してしまった。

 「と、届かない!」

 すぐにいろはは奪い取った釣竿を振り回し、釣り針を投げた。釣り針はロカトの服に引っかかり、いろははリールを巻き始めた。

 「もう少しよ、つかまって!」

 巻き取りに引き寄せられたロカトに片手を伸ばし、いろははロカトの手をしっかり握った。

 「もうちょっと!」

 いろはは釣竿を捨てて手すりを握り、ロカトをつかんでいる手にさらに力を込めた。そしてロカトが客車に乗り上げ、いろはと抱き合ったその時、『ガシャン』という音とともにいきなり手すりが根もとから外れてしまった!

 「うそでしょー!」

 いろはとロカトは抱き合ったまま車両後方の空中に放り出されてしまった! と同時に最後尾車両のドアが開き、車掌が飛び出してきた。そして右手から鞭のようなものを伸ばし、二人をからめとった。その直後、二人は見た。車掌の帽子が脱げて飛んで行き、その素顔があらわになったのだ。

 二人は足がグンバツなドムの顔を想像していた。しかし車掌は青いザクのような顔をしていた。車掌はヒートロッドで二人を引き揚げながら言った。


 「ザクとは違うのだよ! ザクとは!」

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