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第零話 賢者の夢
この世界は神秘と、理論で満ち溢れている。
「お~い。ネルく~ん。」
「ネル。行くぞ。」
この世界では、世界の理論を一時的に変化させ、人間には引き起こせない現象を引き起こす美しい御業。
「いってらっしゃい。ネル。」
「いきましょう。ネル様。」
だけど、科学的な理論が存在し、どんな者達でも扱うことができる。
「行こう…ネルくん。」
そんな現象…魔法に憧れ、魔法に魅了された魔法使いが、無能と蔑まれながらも魔法を極める話。
ミスです。
本来なら、第一部になります。