表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
月の・・  作者: ましゅまろ・るぅむ
6/24

すぺっく


ルーモと雪奈が出会い、1年が過ぎようとしていた

大きさは、10㎝を超える程になった

触感は相変わらずの『マシュマロ』だが、いつの間にか、短い毛はなくなっていた


あの子に尋ねられたことがある



ルーモって、何歳?

寿命は?

形は、ずっとこのまま?

おなかは空かないの? 何も食べないよ?



ルーモに年齢の概念はない

元々、医療用セラピー生物だから、患者より先に死なないようにしている

正確には、自分で寿命を決定できる生物である

形は臨機応変に変える事が可能、球体に近い体型が、エネルギーロスが少ない

少し変形し、外部の光を体内に取り込み、明るくなっている時が食事中で、エネルギー源は太陽光等、光合成に近い事をしている

凄いのは、可視光以外もエネルギー変換できる事である

ホタルと同様の発光メカニズムを持っており、発光色を変える事もできる


                                                                                 


また、ルーモには「記憶」の概念がない

経験したことは全て、遺伝子レベルで「記録」されていく

新しい経験をする度、体の全ての細胞が更新される

つまり、細胞の欠片から、完全なクローンを作る事が可能である

これは実用化において、非常に重要な意味を持つ事になる

軍事用への転換が容易な為、今のところ『極めて穏やか』な性格に育成している




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ