6乙目。すまんな。本当にすまん。
嘘つきました
神様「分かった分かった。もうそろそろ茶番といいだろう。今度は本気で転移させるぞ」
神様の目が変わった。
神様「お前の【死因:餓死】からは...ぬっ...【能力:大声】だ。まあ、良くなっている事は確かだ。この能力で頑張れ。」
まあ、匂いとかよりはマシだ。というわけで、
T「じゃ、転生お願い」
神様「街の前でいいか?」
T「...いいぞ」
なんか雰囲気が変わった。そうか、コイツも曲りなりにも、神様だもんな。
色々胡散臭い所はあったけど、やはり神様なんだなと改めて思った。
神様「では、初めるぞ。」
神様「ヌグォォォオオ!!」
魔法陣が描かれる。それは次第に大きくなり、視界が...揺れる。
今までに経験した事のない転生。本当に新たな生活が始まりそうな希ガスる。
T「うぉぉぉぉぉおお!」
視界には何も見えない。そして、少しずつ開いたかと思うと...
男「なぁにぃうるせぇ声出してんじゃボケぇ!」
(バシッ)
叩かれた。
って事は...人!?
T「えぇぇぇぇ!」
男たち「うっせぇ!!!」
(バシッバシッ!)
皆に叩かれた。...皆?
って事は...人!人!念願の人!神様以外のまともな人だ!
T「やったぁぁぁぁぁぁぃ」
男大勢「うるせんだゴラァァァ」
(バゴッドゴッゴギッ...)
めっためたにされる。
ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ
神様「...と言う訳で...お前さんは、死んでしまったよ...」
T「...」
次こそ、プロローグが終了。
街に入ります。