5乙目はしない。当たり前だよなぁ?
タグで察して♡
神様「と言う訳でお前さんは、死んでしまったよ。(爆笑)」
T「...」
おかしいゾ?
どーしてだ?スポーン地点は変わらないはずだ...変更には3000ゴールドかかかるんじゃ...
神様「3000ゴールド払った」
T「くそがぁ!」
そういうことなら、それについては納得だが、この結果にコミットはできん。
かなり癪だが、頼んでみることにした。
T「なあ、今回こそはちゃんと転生してくれよー」
神様「それが人にモノを頼む態度か?」
(少しずつ体勢を下げる)
T「ク...クソッ...ゥ...お願い...します」
(土下座)
神様「フッ、いいだろう。今回はちゃんとした所に送ってやろう。ただし、3000ゴールドは借金だかんなー」
T「分かった。それでいいから早く飛ばしてくれ」
神様「そう言えば、その前に死因変わったからねー」
T「お前のせいでなぁ!
神様「まあまあ」
T「んで、能力は?」
神様はカードをシャッフルしてその中から1枚を引く。
神様「【死因:落下】による能力は...【能力:雷魔法】です」
神様&T「ぇぇぇえ!!」
T「待って、まとも!」
T「嘘やろ?」
神様「ぇぇ?」
まさかこんなまともな能力が来るなんて思いもしなかったので、逆に混乱する。
T「ちょっと、転生お願いよ!ここで死にたくねぇーよ!」
まさか、異世界転生なのにチートねぇじゃん!とか思ってたけど、来るなんて...感無量じゃ...
神様「逝くぞー」
(魔法陣が出てくる)
神様「ふぬぅー...(´Д`)ハァ…」
ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ
(魔法陣が消える)
神様「これで...1人旅立ったか...」
神様「この世界に来たやつの95割は面白味もないただのカカシだったが、アイツは...」
ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ
T「俺の名前は、手寝口ロ 土曜日てねくろ どようびたった今、転生(5回目)したらしい。」
青い空、白い雲。そして、見渡す限りの大草原!草木が踊るいい天気。そして、俺を嘲笑う猫ももう居ない。人どころではなく、動物も居ない。
T「もしかして...俺...ちゃんと転生生できた!?」
ハブサンハブサンハブサンハブサンハブサン
↑携帯の着信音
T「うん?神様から電話だ。」
因みに俺はまだガラケー。親にスマホ買ってと言ったら伝書鳩を渡されて以来、スマホが欲しいと俺は一言も言ってない。
んで。どうしようかな?
出ようかな?出ないでおくかな?あの神様には散々な目に合わされたし...
(電話中)
神様「はいもsi...」
ブチッ
奥義...【出てすぐ切る】
『説明しよう!奥義【出てすぐ切る】とは、出ないという選択肢と出るという選択肢の中間地点である。相手に精神的ダメージをランダムに与え、居留守などよりも「こいつ、分かってて切ったな」感が出る電話の対処法である。基本的に縁を切りたいやつに使う。』
T「よし、これで異世界生活のスタートだぁぁ!」
僕は大きな一歩を踏み出した。
はずだった。
(大略)
神様「と言う訳でお前さんは、死んでしまったよ。」ッヘーイ(煽り)
T「な...何故だ?」
主人公が死ぬのは当たり前だよなぁ?