4乙目.ん?流れ変わったなぁ。
ここまで来た、そこのあなた。
ここからは魔の領域ですよ。
※分からない言葉や言い回しは、元ネタを見ることを推奨します。
【本音】ブラウザバックをさせてPV稼ぐナリ!
神様「と言う訳でお前さんは、死んでしまったよ。(嘲笑)」
T「このクソジジイが!」
神様「(神様に年齢は)ないです」
T「うるせぇこの野郎?お前猫の味方やないか!」
神様「(手伝っては)ないです」
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T「うるさいうるさい問答無用また来年!!」
僕は殴りかかる。
避けない神様。
(スカッ)
神様「それは残像だ...」
T「そこかぁ!」
(殴る)
(スカッ)
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↑このやり取りを繰り返すこと15分。
T「ぜえ...はぁ...」
神様「怒り疲れた?」
T「ま、まだ...だ」
神様「大丈夫?粉塵揉む?」
T「粉塵揉んで♡」
T「じゃなくてぇ!いや、そうか」
怒り疲れた俺は神様を殴る気力が無くなった。
T「!あ、そうだ。大きいビニール袋ない?」
神様「あるけど?因みに125000ゴールド。」
T「金取るのかよぉお!」
神様「あー、怒ったー。怒ったから514000ゴールドに値上がりぃー♪」
T「中学生か?このやり取りは...」
神様「は?ガキが、舐めてると値上げするゾ」
T「すみませんでした」(爽やかスマイル)
T「転生して金稼いだら返すから!ください」
神様「おっけー。じゃあ、ここにサインを。」
T「なんだよ...神様じゃなくて商人じゃないか...」(ブツブツ)
神様「ん?何か言った?」(ニッコリ)
T「ヴェッ、まりも!」
(サインを書き終える)
神様「そう言えば、あなたの死因は変わったからね。」
T「は?」
神様「【死因:猫】ごっめーん。あれ虎じゃなかったわ。ま、まあ知ってんだけどねぇ...恐ろしく区別が付きにくいからね...俺でなきゃ見逃しちゃうね」
T「じ、じゃあ能力は?変わったのか?」
神様「えーと。【能力:居酒屋の才】」
【能力:居酒屋の才】...居酒屋を開くと大成できる
T「え?じゃあこのビニール袋要らないじゃん。」
神様「そうだね。因みにどんな作戦だったの?」
T「ビニール袋を被ってかりんとうの匂いを消そうと...」
神様「はっはっはっ。面白いことを考えるねぇ...笑わせてもらいます!」
T「ビニール袋...要らないので返品で」
神様「ダメです」
(魔法陣が出る)
ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん?
(魔法陣から出る)
そろそろこの転生拒否も慣れてきたなぁ。
じゃなくて。
T「なんで?返品!リコール!クーリングオフ!」
(サイン用紙を裏返して)
神様「ほら、ここに書いておるじゃろう?」
T「え?なになに..」
〈サイン用紙より抜粋〉
注意
返品などの対応は一切請け負っておりません。どうしてもと言う場合ご連絡ください。無料で返品手続き致します。※ただし、送料3000000ゴールド。
T「ぼったくりじゃねぇかぁ!」
神様「返品する?」
T「しません」
神様「じゃあ、もういいじゃろ。何分ここにいる気じゃ...」
T「でも、転生したらすぐ死ぬし...」
T「いや、そうだ!」
神様「ん?なんじゃ?」
T「虎が来るって分かってるんだから逃げる体勢で転生させてよ!」
神様「なるほど。その結論に辿りつくの二三回無駄死にしたのか。」
T「うっせぇ、黙れ!言っとくが、僕は100m12.9秒の俊足だかんな!」
神様「まあ、頑張れ」(あ、察し)
T(クラウチングスタートの構え)
神様(魔法陣を展開...)
〈now lording...〉
(パシューン)
T「来た...スタート!」
俺は、光に包まれた。
その光が神様による不思議なパワーだというのを今初めて感じた。
思えばまともに転生したのはこれが初めてかもしれない。
そして、光はだんだんと弱くなってきている。
僕は、その光が消えるにスタートを切った。
そう、今。大地を感じたのだ。
足で、いや、かかと、つま先、指、土踏まずから伝わる大地を体全体で感じた。
はっきり言って、今までで1番のスタートだ。
陸上部では無かったけどセパタクローで鍛えた強靭な足腰の筋肉が伸縮を繰り返すのが感じられる。
そう。まるで、世界が僕の為にこの道を用意してくれてるような、僕の異世界生活の幕開けに相応しいスタートだった。
T「ん?」
違和感はすぐに訪れた。
初めてに来た大地の感覚がない。
ちょうど光が消えて視界が明け、周りを確認する。
底には、大地を切り裂いた様に出来た谷底があった。
T「ん?俺、落ちてる!??」
そう気づいた時には遅かった。
だんだん視界が上にスクロールしていく。
T「アイキャン! ノット !フラァァァァァァァァァイ!!!!」
崖の上で虎じゃなくて猫が呆然と僕を見つめている。
猫「ガルー」(I can do it)
神様「と言う訳でお前さんは、死んでしまったよ。(爆笑)」
T「...」
頑張って文字書いたんだ...