≪第九話 とうとう会えた! 最初の仲間になるのか? 能力者1者。≫
僕の身体の秘密のせいで! 親を危険な目に遭わせてしまった!
僕は、どうしたらいいのだろう、、、?
謎の奴らの目的は、、、?
どうして、僕の身体の秘密を知っていたのか、、、?
僕は、親を助け出せるのか、、、?
『おい! 和馬、着いたぞ!』
『えぇ!? 着いたの? ココに、その者がいるんだ、、、?』
『あぁ、しかし、、、? 俺たちの話をちゃんと聞いてくれるかな?』
『どんな事があっても! 説得するしかないよ!!!』
『そうだな!』
『あぁ、そうだよ!』
『あのバッテンの場所に何があるのか、、、? それを知らない限り前に
進む事は出来ないな、、、!』
『うん、でも、、、? 奴らは何処まで知ってるんだろう、、、?』
『きっと、俺らの先を行っていると思う! 既に奴らは次の者に会いに
行っている可能性が高いな!』
『・・・そうなの? 奴らより先に着かないと、、、?』
『いや? 必ずココの者たちを仲間に付けないとバッテンの場所に行っても
全ての謎を解けやしない!』
『えぇ!? そうなのか! じゃ、先ずは僕たちはこの者を仲間につけよう!』
『あぁ、そうだな! 和馬、ここがその者の住んでる場所だ、、、!』
そして! そこには、途轍もなく大きなドアが目の前にあった、、、!
『どうやって、、、? 呼ぶの?』
『これを押すんだ!』
『なに? これ?』
『これはな! インターホンみたいなモノだ、、、!』
『へーえ、そうなんだ、、、!』
僕と鴻巣さんが、二人で話していると、、、?
大柄のムキムキのオヤジが出てきた、、、!
僕と鴻巣さんは、急いで翻訳機を片方の耳につけるとスッと透明になった。
荒々しい掠れた声に、大きな姿を見て、少し僕はビビった、、、!
本当に、大柄のムキムキの怖い顔をした、オヤジだったからだ、、、!
『誰だ! こんな時間にオレ様になんの用だ、、、!!!』
『我々は、あなたにどうしても聞きたい事があってココまで来ました。』
『・・・うーん、オレに聞きたい事、、、?』
『はい! どうしても、あなたから教えてほしいんです!』
『お前たち! ココの者ではないな!』
『そうです! 我々は、違う世界からココにやって来ました。』
『オレに、何を聞きたい、、、?』
『地図の場所です! バッテンの場所を聞きたいんです!』
『取り敢えず、、、中に入りなさい! 話はそこからだ、、、!』
『ありがとうございます。』
大柄のムキムキのオヤジは、僕と鴻巣さんをリビングまで連れてくると、、、?
ゆっくりと話だした。
『お前たちが来る事は、、、以前来た! 違う世界の者から聞いていた!』
『えぇ!?』
『いつか? また私のような者が来る! その時は彼らに協力して欲しいと!』
『俺の先祖だ!』
『お前のか? 通りで、、、少し彼に似ている。』
『えぇ!? そうですか、、、?』
『あぁ、それと、、、? こうも言っていた! 次来る者は、全ての謎を解く!
キーマンも連れてくるだろうと、、、? キミがそうか、、、?』
『はい! そうです。彼がこの全ての謎を解く! “キーマン”ですよ!』
『身体に浮かび上がってくる地図があるという、、、その子か、、、?』
『はい!』
『この世界でもな! キミの身体に浮かび上がってくる地図の事は言い伝えと
して、大昔から受け継がれているんだ、、、! だが、誰一人として、、、?
その謎を解く者が、いなかった! まさか!? あの話が本当の話だったとは?
オレには信じられん!!!』
『どうか! お願いです! 話を聞く前に、僕たちの仲間になってください!』
『キミは、、、いい目をしてるな! いいだろう、その前にオレの話を聞いて
くれないか? それから、仲間になるよ!』
『ありがとう!』
『では、話を聞かせてもらえますか、、、?』
『あぁ、オレの先祖が残してくれたのがこれだ!』
『あぁ、これは!』
『僕の身体に浮かび上がってくる地図の写真と重ねてみよう!』
『凄い! 何がどこにあるのか、、、? 全て分かるじゃないか!』
『このバッテンのところに書いている文字は、、、?』
『大昔の文字だ! この文字を解読ると、、、? 【宝】と書かれている!』
『宝? ココに行けば、、、! やっぱり金銀財宝があるのかな、、、?』
『キミ達の世界では、、、宝と言えば、、、? そういう意味になるのか?』
『ココでは、違うと、、、?』
『あぁ! ココでの宝の意味は、、、? 【世界】を差す!』
『世界? どういう事なの?』
『それは、行って見ないと分からないな、、、!』
『ありがとう、、、えーと?』
『オレの名前か? “ウイウイカルバムタストだ!”』
『名前が長いから、バムタストでいい?』
『あぁ、それでいい! これからよろしくな!』
『こちらこそ! よろしく!』
『うまく行きそうな気がしてきたよ~』
『なんて! のんきな奴だ! だが、キミはそれでいい!』
『僕は、和馬でいいよ!』
『俺は、鴻巣でいい!』
『あぁ、そう呼ばせてもらうよ! 和馬! 鴻巣!』
『よし! じゃ~次に会いに行く者のところに行こう!』
『うん!』
『あぁ、』
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