≪第七話 ココに来た目的と奴らの目的。≫
僕の身体の秘密のせいで! 親を危険な目に遭わせてしまった!
僕は、どうしたらいいのだろう、、、?
謎の奴らの目的は、、、?
どうして、僕の身体の秘密を知っていたのか、、、?
僕は、親を助け出せるのか、、、?
僕と鴻巣さんが、ホテルの中に入ると、、、?
ホテルの受付にいた女性が、僕たちに何やら、、、?
こう言った、、、!
『プププッ、プール、プルプル、プルルルル。』
『いらっしゃいませ! お客様、お二人様でしょうか?』
ホテルに入る前に、鴻巣さんから翻訳機を渡されていた、、、!
それを耳につけて、目で見えないように透明にしたんだ!
この翻訳機、、、話している言葉や話す言葉もココの言葉にしてくれる
優れものだ、、、!
『プププッププッ、プロール、プルル、プップッ。』
【はい! 二人です! 部屋、空いてますか?】
『プルルルル、プップッ、プピプピ、プルル、プルーン。』
『一部屋なら、空いていますが? それでも構いませんか?』
『プルル、プップッ。』
【はい! それでよろしくお願いします。】
・・・そう言うと、、、?
ホテルマンが、僕に部屋の鍵を渡してくれた、、、!
部屋の番号は、、、?
【205号室】
そして僕と鴻巣さんの、二人で部屋に入った、、、!
『鴻巣さんって? 凄いんだね! ワープ出来る装置や見た目を変える装置に
この翻訳機もどうやって、、、? 作ったの?』
『代々、俺たち先祖は、、、? 何かをつくり出す能力が優れているんだ!
俺の先祖の一人が、この世界に来た事があって、その時の事を俺たちの為に
残してくれていたんだ! だから、前もって要るモノが分かっていたんだよ!』
『・・・へーえ、そうなんだ!』
『俺は、和馬と出会う為に、ずっと待っていたんだぞ!』
『でもね? 鴻巣さん、僕の身体に浮かび上がっていた地図には、何があるの?』
『ある場所にバッテンが付けられていた! そこに行けば何があるか? 分かる
かもしれないな、、、! 俺もはっきりとは分からないんだ! ただ、“自分の
目で見よ!”と書かれていた事が、俺の心にずっと残っている。』
『うーん、そうか! 奴らもそれを狙っているという事、、、?』
『あぁ、アイツらは、元々俺たちの先祖と深い繋がりがある奴らなんだ、、、!
目的は、既に分かっているのかもしれないな、、、!』
『じゃ、奴らより先にそこに行かないとね!』
『あぁ、しかし、、、この世界に入ってきた事は、ココの者達にバレている!
見た目を変える装置で、変えていられるのは10日だけ! その後、、、?
1週間は、姿を変えられない! 元の姿に変われなくなるからだ、、、!
それまでに、必ず! あのバッテンの場所にたどり着くんだ!』
『・・・うん、そうだね!』
『それには、俺たち二人だけじゃ無理だ! ココの者を味方に付けないと、、、?』
『えぇ!? でも、どうやって、、、?』
『もう仲間に付けたい者は、決まっている! 明日から一人一人尋ねてみよう!』
『そうだね!』
『奴らより早く会わないと、、、? 命が危ない! 明日の朝は早いぞ! 今日は
もう寝よう!』
『あぁ~僕もクタクタだよ!』
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