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≪最終話 洞窟の奥深くにあったモノ。≫

僕の身体の秘密のせいで! 親を危険な目に遭わせてしまった!

僕は、どうしたらいいのだろう、、、?


謎の奴らの目的は、、、?

どうして、僕の身体の秘密を知っていたのか、、、?


僕は、親を助け出せるのか、、、?




『やあやあ! 遅かったな和馬クン!』

『もう、お前たち! ココまでたどり着いたのか、、、?』

『いや? そうじゃないよ! 和馬、まだ俺の事が分からないのか、、、?』

『えぇ!?』

『約束しただろう和馬! “俺が和馬を助ける!”って、、、!』

『ひょっとして、、、? お父さんなの、、、?』

『あぁ、そうだ!』



そう言うと、、、?

みるみるうちに、ココの世界の者の顔つきがどんどん変わっていった!


まさか、、、!? 本当にお父さんが、、、!?

でもお父さんは、僕が15歳の時に病気で亡くなはずじゃ、、、?



『亡くなったお父さんが何故? ココに居るの、、、?』

『みんなも、和馬に着いてきてくれてありがとう!』

『いや? 和馬君はとってもいい子で、、、。』

『私も、和馬のこと大好きよ!』

『和馬のことすき。』

『和馬! いい奴!』

『みんな!』

『いい仲間に恵まれたんだな~和馬!』

『あぁ! そうだね!』

『今の和馬は、いい顔してるよ!』

『そう?』

『あぁ、』

『でも、お父さん! ココはなんなの、、、?』

『ココは! “生死の世界なんだ!”』

『・・・生死の世界?』

『死んだ者と生きてる者が、出会える世界に繋がっている、、、!』

『それじゃ、、、亡くなった者なら? 会えるという事か、、、?』

『あぁ、会えるよ!』

『会いたいか? 会う事は出来るが、この生死の世界に入れるのは?

24時間だけだ! それ以上ココにいると、、、? こっちの住人になって

しまう、、、!』

『俺もな! 和馬と会えるのは24時間をきっている。』

『永遠じゃないんだね、、、!』

『済まない! 俺は、和馬に会う為にココの者に化けたんだ、、、!

そうする事で、時間稼ぎができた、、、! 和馬にバレないように、、、!

俺は必死だったんだぞ!』

『僕も、お父さんと会えて嬉しいよ!』

『・・・和馬、母さんを心配させんなよ!』

『・・・ううん。』

『さあ! みんな入れ! 会いたい人に会いに行っていいぞ!』

『本当なの、、、?』

『あぁ、しかし! 24時間以内に必ず戻って来い! いいな!』



ここで、みんなは亡くなった人達にバラバラに会いに行った、、、!




バッテンの場所とは、、、?

生きた者が亡くなった者に会える世界の事だったんだ、、、!


鴻巣さんとバムタストは、先祖に会いに行った。

ミトラスは、以前本当に心から愛した男性ひとに会いに行った!

ソァラーは、優しいお母さんに会ったらしい。



僕は、お父さんに会えた、、、!


こんな世界はないよ! 

僕にとって、最高の冒険だった、、、!




そして僕は、、、『元の世界へ戻ったんだ!』



『お母さん! ただいま!』

『おかえり、和馬!』

『凄く、向こうの世界は楽しかったよ!』

『じゃ~これから! どんな事があったのか、、、? じっくり聞かせてね!』

『うん!』

『実は、、、お父さんと会ったんだよ!』

『・・・えぇ!? お父さん、元気だったの、、、?』

『あぁ、もっと話したい事があるから、お母さんにも聞かせてあげるね!』




・・・そう思っていたのに、、、【夢を見ていただけ...。】




そして、僕たち皆、もう元の世界へは戻れず、、、。

生死の世界を彷徨い、、、。



その後は、、、?

僕たちは、また生まれ変わり、、、ココの世界の住人になった!



全ての記憶を捨てて、また一からココの世界の子供として生まれ

変わったんだ、、、!


実際は、この世界に来てはいけなかったんだ、、、!


僕の身体に浮かび上がってきた地図にあった、、、?

【バッテンの場所】は、行ってはならない事を示した地図だったんだ、、、!



冒険とは、、、?

夢を見るためのモノで、実際にしてはいけない事だ、、、!



『・・・もう、僕の夢は儚く散ってしまった、』





最後までお読みいただきありがとうございます。

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