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篤史の暴言

翌日の午前九時、朝食も終わり、篤史達は大広間に集まっていた。昨夜、話していた幸助の伯父の話で、この中に犯人がいるという事で全員、探り合いをしている。

そんな中、修が部屋から出てこないでいた。

「森山探偵、何をしてるのかしら。寝てるにしては起きるのが遅すぎじゃない?」

まきが壁にかかっている時計を見てから全員に言った。

「そうねぇ。朝食の時もいなかったし・・・」

京美は心配そうにしている。

「好美さん、森山探偵の部屋まで行って様子を見てきてくれないか?」

幸助もさすがに気になったのか、好美に修がいる部屋の合鍵を渡して様子を見てくるように伝えた。

「はい、わかりました」

幸助から合鍵を受け取った好美は大広間を出ていく。

「小川、何怒ってるんだよ? 今朝からずっと機嫌悪いし・・・」

裕太は笑いながら篤史をからかう。

「いや、別に・・・」

篤史は机に肘をついてその上に頬を乗せながら、ブスッとした表情で言う。

「カルシウムが足りてねーんだろ?」

「そんなことないし・・・」

裕太のからかいの言葉に、バカらしいと思いながら答える。

「裕太、あまり小川君をからかわないの」

利佳が裕太に注意する。

「別にいいんだよ。なっ? 小川」

「よくないねんって・・・」

篤史は裕太を少し睨みながら言う。

その時だった。好美の叫び声が館内に響き渡った。

「中井さんの声だわ!」

まきはそう言うと、全員は修の部屋に向かう事になった。

三階の一番手前の部屋に修が宿泊していて、その前では好美が腰を抜かして座り込んでいた。

「中井さん、どうしたんですか?」

そう問う裕太だったが、好美は部屋の中を指差したまま口をパクパクさせているだけだった。

仕方なく部屋に入ると、絞殺された修がベットの上で亡くなっていた。

「森山探偵!?」

利佳は初めて見た遺体に両手で顔を覆ってしまった。

幸助はなんてことだと頭を抱えてしまっている。

「とにかく警察を呼んで欲しいねん」

篤史が留理と里奈に指示すると、

「ここは圏外で携帯電話は通じないんだ。それに、設置してある電話は一昨日から故障していて、まだ修理に出していないんだよ」

幸助は電話の事を全員に伝える。

「じゃあ、私達でなんとかしなくちゃいけないってわけ!?」

まきは信じられないという口調で大声をあげた。

「そういうことなんだ」

幸助はこんなことになるなら、早く電話を修理に出しておけば良かったという意味を込めて頷く。

「それなら仕方ないな。利佳と留理さんと里奈さんと中井さんは一緒に別の部屋に移動させたほうがいいんじゃねーか?」

裕太は探偵ではない女性四人を別の部屋に移動させたほうがいいと提案する。

「そうやな。留理、里奈、別の部屋に・・・」

篤史に促された四人の女性軍は、別の部屋に移動していった。

「絞殺ね。死斑などから見て、推測だけど昨夜の午後十一時から日付が変わって今日の午前十二時の間で、死後十時間から九時間が経ってる事になるわね」

留理達が出ていったのを見届けた京美は、修の絞殺具合から推理する。

「夕食がお開きに会ったのは、昨夜の午後九時半。部屋に戻ったのはそれからだからだいぶ経ってからの殺害になるんだな」

裕太は腕を組んで言った。

「犯行時間に私、起きてたけど物音なんてしなかったわよ」

「私も起きてたけど何も聞いてない」

まきと京美は物音には聞き覚えがないと証言する。

「絞殺やから物音がしなくても殺害出来るんやろうけどな」

篤史も二人の女性探偵と同じように思っていたが、口論している声が聞こえたなどがないのも不自然だなと思っていた。

「犯人がオレ達の中にいるのは確かだよな。物音がしなかった事も踏まえると、犯人と森山探偵はかなり親しい関係だと思われるけど・・・」

後半、どう思っているんだというふうに裕太は篤史達に目線を向けて言った。

「森山探偵と親しい人物が犯人・・・。それはあるかもしれないわね」

まきはなるほどというふうに頷く。

篤史と京美も同じように思っていた。








再び、大広間に戻ってきた一同は、事件の事を考えていた。別室に移動した留理達も合流した。利佳と好美は初めて遺体を見たせいか、顔色が悪い。裕太は彼女である利佳を誰もいないところで抱擁し、こんなところに連れてくるんじゃなかったと後悔していた。

(今、わかっている事はこの中に森山探偵と親しい人物がいて、その人物こそが犯人や。凶器はあの場になかった。犯人が持ってるか、もう捨ててしまってるかのどちらかや)

篤史は全員の顔を見て怪しいと思いながら、事件の事を考えていた。

「凶器はヒモ状のもの。どこからヒモのようなものを手に入れたのだろうか?」

幸助は顎に下で両手を組んで、一点を見つめながら探偵達に問う。

「来る前にバッグに忍ばせておいたんじゃないでしょうか?」

しばし考えた後、裕太が答えを出した。

「凶器が帰る場所はどこでもあると思います。持ち運びやすいからまだ犯人が持っている可能性が高いですね」

京美も来る前にヒモ状のものを持ってきたという前提で、犯人がまだ持っていると断言した。

「なんでそんなことがわかるんですか?」

断言してしまう京美に、里奈がなぜわかるのかと問う。

「よく考えてみたらわかると思うぜ。この別荘のゴミ箱に捨ててしまえば、すぐに森山探偵を殺害した凶器だってバレてしまう。だから、まだ持ってる可能性があるんだ」

裕太は里奈にわかるように説明した。

「そういうことだ。この別荘近くのゴミ収集は毎週月曜日の週一日だけなんだ。今日は木曜日なので、収集まで四日もあるんだ」

幸助は補足するようにして言った。

それを聞いた里奈は、なるほど・・・という表情をした。

「外に捨てた可能性はないのかしら?」

まきは凶器を外に捨てた可能性もあるのではないか、と意見した。

「金子探偵の言う通り、外に捨てた可能性はなくもないな。探してみるのもよさそうだな」

まきの意見を尊重するように幸助は頷いた。

「小川君も何か意見はないのか?」

続けて、幸助が篤史のほうを見て、どう思っているのかを尋ねた。

「オレはこんなお遊びに付き合ってられへんな」

篤史は自分以外の考えをバカらしいというふうに言い放った。

「篤史・・・?」

いつもと違う篤史に戸惑ってしまう留理。

それは里奈も一緒だった。

「オレは本当は探偵になりたかったんやない」

「どういうことなのよ?」

まきは篤史の言葉の真意を問いただす。

「そのままの意味や。事件を推理するより見てるほうがいいってことや。ホンマ、やってられへん」

篤史はそう捨て台詞のように言うと、大広間を出ていった。

「篤史!」

里奈は篤史を呼び止めたが、篤史は気にせず大広間を出ていく。

(小川、一体、どうしたんだよ? 何があったんだよ? こんなこと言うなんてお前らしくねーよ)

篤史の後ろ姿を見つめながら、裕太は篤史にそう問いかけながら思っていた。









午後になり、落ち着きを取り戻した利佳と好美は若干のショックを受けていたが、修の遺体を見た時ほどではなかった。しかし、落ち着いたとはいえ、昼食は喉が通らなかった二人は、いつも通りに戻るにはしばらく時間がかかると実感していた。

探偵達は自室にいる。幸助の伯父を殺害した犯人を探す事に加え、修を殺害した犯人の捜査をしていて、館内の空気がピンと張り詰めている。

そんな中、留理と里奈と利佳と好美の四人は館内の空気を変えるように食堂でお茶をする事になった。

「小川君、どうしたんだろうね?」

利佳はカップに入っている紅茶にミルクと砂糖を入れた後にスプーンでかき混ぜながら、初対面ながらも篤史の探偵になりたくなかったという発言を思い出していた。

「うん・・・何があったんやろう・・・」

留理は何か考えながらぼんやりと呟く。

「きっと色んな探偵がいて、緊張したり事件に遭遇したりして疲れたんだと思うよ」

好美は篤史の心情を思いながら言う。

他の探偵がいる時と違い、女性四人だけなのでフランクな話し方だ。

「それやったらいいんやけど・・・」

里奈も篤史の事を心配してしまう。

どんなに辛い事や嫌な事があっても弱音や暴言を吐いたりしない篤史なのに、こんな時に限って探偵になりたかったんじゃないと言ってしまうなんて、何かあったのかと心配してしまったのだ。

「ただでさえこんな山奥まで呼び出されて、ご主人様の話を聞いて、その上、あんな事件まで起こってしまえば、誰だってストレスが溜まるわよ。だから、あんな発言をしたんではないかと・・・」

事前に篤史達三人が幼馴染だと聞いていた好美は、あまり心配しないように気を遣って言う。

「そうかもしれないですよね」

里奈は好美の言うとおりなのかもしれないと思っていた。

「早くいつもの篤史に戻るといいな・・・」

留理は両手でカップを持って、軽くため息をついた。

「君島様は青山様とお付き合いされているんですよね?」

「はい。まだ付き合って半年ですけど・・・」

利佳は照れながら答える。

「羨ましい限りだわ。私、高校時代は部活ばっかりだったから・・・」

好美は利佳の照れた表情を見ながら微笑む。

「中井さんはそういう人いないんですか?」

里奈が好美の恋愛事情を聞く。

「いないわよ。好きな人はいるけどね」

「もしかして、その好きな人って風間探偵とか?」

利佳は自分の胸の前で両手を合わせて聞く。

「まさか・・・。違うわよ」

好美は幸助が好きな人ではないと否定する。

「なぁんだ。残念」

自分の予想が外れて残念そうな表情を浮かべる利佳。

「そういえば、中井さんって普段何されているんですか?」

留理はふと疑問に思い、好美に聞いてみる。

「OLよ。土日は休みなの」

「でも、今日は平日ですよね?」

平日なのになんでここにいるのか気になる里奈。

「有給を取って休んでいるのよ」

「そうなんですね。でも、なんで風間探偵の別荘の手伝いなんてしてるんですか?」

引き続き、里奈は聞く。

「バイトよ。本当はやったらダメなんだけど、会社に内緒でやってるのよ。給料が少ないからね。まぁ、バイトって言ってもご主人様がこの別荘に来るのは、二、三ヶ月に一回なのよ。掃除とご主人様の食事を作ったり話を聞いたりするだけなの。それなのにバイト料が高額なのよね」

好美は年に数回しか来ない館のバイトなのに、給料の高額に驚いている様子だ。

別に高額で嬉しいのだが、なぜそんなに高額なのか、どこからその高額な給料は出ているのか気になっていた。

「高額なバイト料は風間探偵の好意なんでしょうね」

利佳は幸助の気持ちなんだろうなと思っていた。

好美も利佳の言うとおりなのだろうと思っていた。

「ところで高田探偵の生い立ちってなんだろう?」

留理は急に京美の生い立ちの事を思い出す。

昨夜、修が京美の生い立ちを知れば、性格が悪いって言えないと話していたのを思い出したのだ。

「さぁ、なんだろうね?」

利佳も気になっていたようで首を傾げる。

「もしかしたら、ご両親が殺害された事かな?」

思い当たる節があるのか、好美はあのことかなという表情を浮かべる。

その表情を見た三人は、京美の両親が殺害されたってどういうことなのだろうと違いの顔を見合わせる。

「高田様は小学四年の時にご両親が殺害されたの。その第一発見者が高田様で、学校から帰ってくるまでの間や発見した時の事を警察に事細かに聞かれたけど、結局、ご両親を殺害した犯人は捕まらず、時効を迎えてしまって・・・。ご両親が殺害された後、幼い弟さんと親戚中をたらい回しにされて、高校卒業後に就職をして、弟さんと親戚の家を出て、一緒に暮らし始めたらしいの。貸金融業を営んでいた高田探偵のご両親は、取り立てが厳しかったらしいからそのせいで二人共殺害されたのではないかって言われてるらしいの」

好美は知り合いでもない京美の境遇を詳しく話す。

「親戚の家をたらい回しにされた上に、高校卒業したら弟さんを食べさせないといけないから気が強くないといけないっていうのが、性格が悪いって噂になったんやろうな」

里奈は京美の生い立ちを知らない人がそういう噂を流しているんだろうなと思っていた。

「その話、風間探偵から聞いたんですか?」

利佳は詳しく知っているため、幸助から聞いたんだろうなと思い聞いてみる。

「そうよ。色んな探偵の話をしてくれるわ。もちろん、小川様と青山様の事もね。でも、高田様も色んな苦労をしていたんだって思うと何も言えなくなるわよね。いくら貸金融業の取り立てが厳しいからっていってもそれは仕事上の事であって高田探偵からすれば大切なご両親だし、そのご両親を殺害され、犯人は捕まらず、親戚の家をたらい回しにされたのに自分の生い立ちを恨む事もなく、弟さんを育て上げ、探偵となり自分は気が強くならないとって思ってるんだろうな」

好美は感慨深い表情で言った。

それは留理達も同じだった。








留理達がそんな話をしている最中、篤史は一人で修が寝室として使っていた部屋に来ていた。裕太を含め、他の探偵達は誰もいない。篤史は修の事件で何か手掛かりがないかを探しにきていた。修の遺体は白いシーツで見えないように隠されている。

午前中、大広間で本当は探偵になりたかったんじゃない、という発言に対して、昼食後に裕太から事件を解決するのに推理はしないのか、という問いかけがされた。その答えには、気が向いたらという返事をした篤史だった。

だが、自分がいる中で殺人事件が起こってしまい何もしないというのは、裕太を含め他の探偵達に迷惑をかけているのではないか、という思いから、事件を解決しようという思いが湧き出てきたのだ。北海道の殺人事件の時、留理に言われた、事件が起これば何がなんでも解決するという信念からはみ出しているのではないか。その思いが篤史の思いを突き動かしていた。

最近の自分は気が変わりやすいなと感じながら、篤史は修の部屋にあろうと思われる事件の証拠を探していく。

本当は探偵になりたかったんじゃないという発言の裏側には、篤史の色んな思いが隠されていた。その思いは篤史自身もわかっていた。だが、その思いをどう表現したらいいのかわからなかったため、そのような言葉となって出てきてしまったのだ。

(イラついてたとはいえ、あんな発言しなかったら良かったな。事件解決するのにやりづらくなってきたな)

篤史の若干の後悔を胸に頭をフル回転させる。

(外に捨てた可能性もあるやろうけど、ゴミ収集日の事を踏まえると、高田探偵の言うとおり、凶器は犯人が持っているのは確実やろう。死亡推定時刻もたかだ探偵が見立て通り、午後十一時から午前十二時までや。ベッドの乱れからして森山探偵は別の場所で殺害されたんや)

篤史がそう確信した時、白いシーツから出ていた修の手には何かの繊維のようなものがついていた。

(これはなんや?)

篤史は修の手についている繊維に近付いて見る。

その繊維は服のようだ。

(服の繊維の繊維・・・。もしかして、この殺人の犯人は・・・)

篤史は服の繊維を見て犯人の顔が思い浮かぶと、修の部屋を出ていく。

次に篤史は一階の食堂に向かうと、好美が食事を運ぶ時に使っていたワゴンを探す。修は大柄なため、殺害現場から運ぶにはワゴンか何かがないと運ぶ事が出来ないと考えたのだ。

突然、食堂に来た篤史にお茶をしていた留理達は何事だろうと思っていた。

キッチンの奥には片付けられていたワゴンを見つけるとくまなく犯人の証拠が残っていないかを探す。

(DNAを探すっていうほうが無理やんな。こんな時に警察がいてくれたらわかるんやけどな)

篤史は途方に暮れながら困ってしまう。

(中井さんにワゴンについて話を聞いたほうが良さそうやな)

ワゴンについた証拠を探す事を諦めた篤史は好美に話を聞く事にした。

「篤史、どうしたん?」

留理はカップを置いて篤史にどうしたのかを聞く。

「うん、ちょっとな・・・」

篤史は事件の事だと答えづらくて言葉を濁す。

「中井さん、食事を運んでるワゴンって中井さんだけしか使ってないんですか?」

「そうです。ご主人様はここに来る時は大勢のお友達などをお呼びになっていたので、私が通販で購入したんです」

好美は幸助が呼んだ探偵のため、フランクな話し方から改まった話し方になる。

「前からあった物じゃないんですか?」

好美がワゴンを購入したと聞いた篤史はえっという表情をする。

「違いますよ。私が四代目なんですが、三代目まではお盆に乗せて運んでいたらしいんです。今まで通りでも良かったんですが、ワゴンのほうがいち早く運べるかなと思って、ご主人様に相談して購入したんです。費用はご主人様が出してくれました」

好美はあくまでも自分の代からの物だと答える。

(そういうことか。ワゴンはオレ達も見たし、食堂を探せばあるってすぐにわかるやろうしな)

好美の話を聞きながら、篤史は誰でも触る事が出来るなと思う。

そして、もう一度、キッチンに置いてあるワゴンを見る。修の遺体を運んだと思われるワゴンは今日の朝食の時も昼食の時も使用していた。それに乗せられて好美が運んできた食事をしていたと思うとおぞましくなる。

「もしかして、事件の事で関係あるの?」

利佳は考え事をしている篤史に聞く。

「え?」

利佳の問いかけに我に返る篤史。

「ワゴンの事なんか聞いて、事件の事なんでしょ?」

ワゴンの事を聞く篤史に、利佳は気になって聞いてみる。

「違うって・・・。気になって聞いただけや」

あの発言をしたばかりのため、事件で聞いたと答えるのがなんとなく恥ずかったのだ。

「ふーん・・・気になってねぇ・・・」

里奈は意味ありげに納得する。

里奈のその様子に慌てふためく篤史。

「な、なんやねん!?」

篤史はあたふたしたまま里奈を見る。

「別に・・・」

里奈は事件の事を探っているんだろうなと内心ホッとしていた。

「中井さん、ありがとう。オレ、部屋に戻るわ」

篤史は慌てて食堂を出る。

その様子を見た四人は笑うしかなかった。

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