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サモン・ウィザーズ  作者: 岬式人
転移編
6/6

我が戦いは此処より始まる-4

────────────────────

 援軍

 《スペル》

 デッキから、Lv0~2までのサモンズ2体をフィールドに召喚することができる。

───────────────────────

 九死に一生

 《スペル》 

 スペルカウンターを1つ使用する事で、バトル時に破壊されたサモンズ一体を手札に戻す。

───────────────────────

 タグ無しの死体

 《スペル》

 スペルカウンターを3つ使用し、ダストゾーンからサモンズを3体手札に加える

───────────────────────


 さて、何やかんやで無事に入学式が終了し、生徒がそれぞれ自分に割り当てられた教室へと入っていく。

 

 が。

 

 「……迷った」

 リョーマだけは迷っていた。

 それもそのはず、このマルクト王立学園は都市そのものが一つの学園という頭のイカレた大きさの学園。 故に、『迷う』と言ってもスケールの桁が違うというわけである。


 「何なんだよこのスケールは、レベル2から7までのモンスターが同時に召喚可能とかいうレベルじゃねーぞ………ん?」

 「あら?ここが…いえ違いましたわ…ええと…レイブン組は…ああ!もう!」

 「何やってんの?」

 「何って…見ればわかるでしょう!迷っ………」

 

 若干苛ついた口調でスパーダが言葉を紡ごうとするが、振り向いたのちにフリーズ。

 そして徐々に顔が青ざめていき、顔が完璧に真っ青になった時、スパーダがリョーマに向けて声を紡ぐ。

 

 「い…いつからそこに?」

 「そこの曲がり角曲がってお前が地図とにらめっこしてる途中から」

 「あ…そうですの…」


 「……」

 「……」

 「一緒に行くか?」

 「ええ…そうですわね」 


 @@@


 「もぉ~!何で何も知らせないのかな!」

 『ぷんすか』というオノマトペがつきそうな勢いで怒る幼女─────もとい、レイブン組担任フーチ・クラッツが二人の目の前にいた。

 「すみません、僕とエルミットさんは地図を紛失していて…」

 「何かあった時の為に、連絡用の魔導通信機がちゃんとあるんですよ?」

 

 「すみません…(だったら入学式の時に言えよ!)」

 「ごめんなさい…(だったら入学式の時に言って欲しいですわ!)」

 教師陣のガバガバな対応に少しばかりイラつくリョーマとスパーダであった。

そろそろ戦闘に入る頃です。












やべー どうしよう

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