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サモン・ウィザーズ  作者: 岬式人
転移編
5/6

我が戦いは此処より始まる-3

──────────────────────

 守護騎士ガーディナイト-砕棍のポトル

 Lv1

 PLv2

 《タイプ》モンスター:オーク/ナイト

 《スキル》手札を一枚ダストゾーンに置くことでフィールドに存在するサモンズを一体破壊することができる。

───────────────────────

 守護騎士ガーディナイト-斥候のシェイド

 Lv2

 PLv2

 《タイプ》スカウト/シーフ/ナイト

 《スキル》このサモンズはスペルカウンターを1つ使用する事で二回攻撃が可能となる。

 このサモンズを対象とするスペル、スキルによる破壊を無効にする。

───────────────────────

───────────────────────

 守護騎士ガーディナイト-ゴギル三兄弟

 Lv0

 PLv1

 《タイプ》モンスター:ゴブリン/ナイト

 《スキル》バトルフェイズ時、1度だけこのサモンズのPLvを3にする

 

───────────────────────

 守護騎士ガーディナイト-逆境のリベル

 Lv2

 PLv4

 《タイプ》リベリオン/ナイト

 《スキル》このサモンズがバトルする時、相手側のサモンズのPLvがこのサモンズのPLvを上回っている場合、1度だけ相手側のサモンズのPLvをこのサモンズのPLvに加える。 

 このサモンズがダストゾーンに送られたとき、PLvを0にしてフィールドに出すことができる。

───────────────────────

 「ついた…」

 時間ギリギリ、と、言ってもまだ始まるには二時間程早いのだが、ある人物に会うためにダッシュで来たわけである。


 「ええと…お、いたいた…おーい!スパーダ!」

 「リョーマ?どうしてここに?」

 「いや、お前今年の主席合格者だろう?この学校って毎年主席合格者が新入生の答辞をやる、って聞いてな」

 

 「ふぅん…ま、ご苦労様なことですの」

 この、もとから『ムダに』大きな胸を張り尊大な態度をとっているものの、口の端がつり上がっており喜んでいるのが隠し切れてない赤髪の少女の名はスパーダ・エルミット。


 このマルクト王立学園の主席合格者という才女(中身はアレ)であり、100人男がいれば100人が振り向くと言われる程の容姿を持った美少女(中身はアレ)という、いわゆる「才色兼備」の少女(中身はアレ)でもある。


 「たしかに、この学園の門戸は堅く、入学することは並大抵の力ではできませんわ…ですが!しかし!このエルミット家の産んだ麒麟児きりんじ、スパーダ・エルミットにとっては他愛無し!門というには程遠いのですわ!」

 スパーダは一瞬しおらしくなったかと思えばまた『ムダに』デカい胸を張り、得意満面の顔になる。まあ、付き合わされるリョーマにとってはいつもの事だが。


 「……そろそろ準備しなきゃ不味いんじゃないか?」

 「ああ、そうでしたわ…もう少し幼なじみとの話に華を咲かせていたかったのですが…残念ですわ」

 「また帰る時にでも会えるだろう?それまでの辛抱だ」

 「ええ、そうですわね、ではまた後ほど」

 「ああ」

 リョーマは幼なじみに別れを告げた後、自分の席へと戻っていく。


 我が人生たたかいは此処より始まる。

いつから前書きが冒頭でないと錯覚していた?

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