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そういうこと
助けてもらった…? のだろう。ぼくは、その人とともにホームタウンを目指すことになった。初期装備のツヴァイヘンダーなる両手剣を背中に吊るし、徒歩でいくことにした。
「マップデータ、見せてもらえますか?」
とりあえず、灰色のフードで顔を隠す少年に、道のりを聞いた。
「ん? ああ」
空中を操作した素振りの後、マップのデータが届いた。
「んじゃこりぃや!!」
驚き桃木こいつヤバイ。たった2週間でグランドクエストクリアしている。この道のりはスピード出しすぎ。標識つけたれ。
一言
「クソゲーだ!」