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巻き込まれたのか

旅を続けて2週間がたっていた。いまも仲間の情報は見つかっていない。毒々しい木々が生い茂るこのもりだが、なんか苔だらけキノコだらけカビだらけで気持ち悪い。

自分は、足下のキノコを蹴り潰してみた。ダメージの判定がでたようで、空気へ溶け込むように消えていった。ドロップしたキノコをかみ千切って索敵を再開する。

「ギャーーー！！」

意味不明な物体が2つ。よし、どちらも切ろう。

「ふざけるなーー」

ただの悪ふざけデス。自分は構えていたダークリパルサーを、鞘に収めた。置いて行くつもりだ。

「見頃しか！！見殺しか！」

言い直した！てか、怖い。自分は心の中で声を出しているんすよ。エスパー？

「た。が飲み込めず、空気へ溶け込む…ー！！、が飲み込めず…ー！！、が飲み込めず…ー！！、が飲み込めず…」

意味不明。