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【商業化進行中☆】悪役転生令嬢、メモに書き起こした王子たちの攻略情報を本人たちに送付してしまう。  作者: 笛路 @書籍・コミカライズ進行中


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62/66

62:私のための計画。

 



 首こてんのまま、返事を待っているのだけど、ユリウスがこっちをガン見したままで何も言わない。そろそろ反応してくれないと、首がモゲッとなりそうなんだけど?


「ふん。まぁいいだろう」

「やった! ありがと」

「その兄だか姉だかとも既に打ち合わせ済みなんだろう?」


 やっぱ、バレバーレよね? でもいいわ。了承は得たもの。エドヴィンは王城文官として採用決定ね。


「で、これは誰のためのものだ?」

「ん? 私のためよ?」


 クリスティーナがエドヴィンと結婚できなくても、ぶっちゃけ不幸にはならないだろうと思う。でも、クリスティーナはエドヴィンを選んだ。現状のエドヴィンにはそれを受け取り守り抜く力は、ぶっちゃけると無い。

 そうすると、クリスティーナが悲しむ。

 クリスティーナが悲しむと、他の攻略対象の出番になる。


 アリスター? まぁ悪くはないけど、クリスティーナを任せたいかというとそうでもない。

 マクシミリアン? 論外。

 ツェザール? もっと論外。

 ラウルは、私に何かないと、動かない。

 ユリウスは…………っ、その……あれだから。あれ。うん。


 結局、エドヴィンが一番だと思うのよね。


「イザベルはいったいどこ目線なんだ?」

「うるさいわね」


 怪訝な顔をしたラウルの存在感がうるさい。


「つまり?」

「つまりね、クリスティーナが幸せだと、私も幸せだし、私の人生も安心! ってことよ」


 ドヤ顔でそう言うと、一瞬だけユリウスの表情が和らいだ。


「ふっ。もし断っていた場合は?」

「エドヴィンがサインした書類を破り捨てていたわよ」

「なっ!?」


 なんでエドヴィンが一番驚いた顔をしているのよ? 

 嫌ね、全くもう。




 どうせなら、攻略対象たちも巻き込もうと思って、マクシミリアンに事業の話をしてもらっていたときだった。

 

「ところで、マクシミリアン殿の女装というのは、設定だけなのか? それとも実際に?」


 なぜかこのタイミングで、ツェザールが爆弾を投下して来た。


「いやな、美しい男だとは思うが、男だろう? それに見た感じ恋愛対象は女のみのようだが?」

「え? ツェザールってそういうのわかるの?」

「分かるが……ん? 皆は分からないのか?」


 そういえばツェザールの国もある程度寛容なんだったっけ?

 マクシミリアンの恋愛対象は女の人だとツェザールに話していたら、勝手に話すなとマクシミリアンに怒られた。でも、本当のことじゃん?


「なるほどな。私はどちらでもイケる口だが、王太子を目指すのでな。火遊びの相手位にはしたかったが。無しだな…………いや、開発するのもありか?」


 ――――うぉぉぉい!


 ツェザールが急に癖とか、なんか違う闇とか、色々聞いちゃいけないこととかを、ポロポロ出してきてるんだけど!? え、なんで!?

 てか、王太子目指してるんなら、火遊びも駄目でしょうよ?




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◇◆◇ 書籍化情報 ◇◆◇


「お前を愛することはない」と言われたので「そうなの?私もよ」と言い返しておきました。 〜氷の貴公子様と紡ぐ溺愛結婚生活〜
書籍表紙


美麗すぎてヨダレものの表紙絵を描いてくださったのは、『シラノ』様っ!
脳内妄想だった氷たちが、こんなにも美しく再現されるとか、運使い果たしたかもしれない……

あ! この作品も、もりもりに加筆しています。(笛路比)
おデートとか諸々ね。ラブなストーリーを主に。コミックシーモア様は限定SSもあるよ☆
ぜひぜひ、お手元に迎えていただけると幸いです。

各種電子書籍サイトで販売されていますので、一例としてリンクボタンも置いておきます。


▷▶▷ コミックシーモア

▷▶▷ honto

▷▶▷ Amazon

▷▶▷ BOOK☆WALKER

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