表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【商業化進行中☆】悪役転生令嬢、メモに書き起こした王子たちの攻略情報を本人たちに送付してしまう。  作者: 笛路 @書籍・コミカライズ進行中


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

47/66

47:友だち。

 



「その、異性で仲がいいのはエドくらいなので、幼い頃からエドのところにお嫁に行けたらいいねと、家族と話したりはしていました」


 ほほほうほうほう。私の中の出歯亀がニョッキリ顔を出した。そういうのもっとくれ! あれ? これ、恋バナ? 恋バナなの? 本人隣にいるけど、無視無視。いま女子会中だから参加してくるなよ? 堪えろエドヴィン!


「うんうん。それで?」

「えっと、でもエドは好きな人がいるから諦めなきゃだし」

「……ん? いや、私じゃないってさっき言ったわよね?」

「あ、はい。エドには好きな人がいるからって皆さんに言われてて。だからイザベル様かなって思ったけど、違う人だったみたいです。私の知らない人なのかなぁ?」

「…………おん」


 ――――不憫すぎる!


 これ絶対に、嫉妬したどこぞのご令嬢たちに植え付けられてるヤツでしょ? 事実を曲げて。

 しかも、そのご令嬢たちって、エドヴィンがクリスティーナを好きなの絶対に知ってるパターンだ!

 唯一の救いは、バレバレなエドヴィンだからどこぞの馬の骨は気遣って言い寄ってこないパターンっぽいわね。いま脳内のツェザールが頭の上に【♡♡♡♡】を浮かべて黒い笑みを零してたけど、無視でいいかな? やばい気がする。ぶっちゃけ、マクシミリアンもクリスティーナのこの感じ、好みそうなのよね。


「ふぅん? エドヴィンの好きな人って誰なの?」

「っ!? 聞きますか? 普通、ここでそれを聞きますか!?」


 ちょっと怒り気味のエドヴィン。珍しいわね、こういう反応。今までの私の地位や態度で、こんなふうに接してくる人っていなかったのよね。


「だってまどろっこしいもの」

「俺だって、まどろっこしいですよ! でも大切なんですよ! こういうところで雑に伝えたくないですっ」

「いや、もう言ってるようなものじゃない」

「この程度じゃクリスティーナには伝わりませんよ! 鈍感の極みなんですから!」


 いやまぁ、そうなんだけどね。そんな気はしてるんだけどね、クリスティーナが悲しそうな顔してるのよ。もしかしてさ、エドヴィンから伝えてくれるの待ってるのかなって――――。


「エドは昔からちゃんと話してくれないわよね。私、()()()じゃないの?」


 ――――気のせいだった。


「っ! クリスと友だちだったことなんてないっ!」


 エドヴィンがガタリと立ち上がると、サロンから出ていってしまった。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

◇◆◇ 書籍化情報 ◇◆◇


「お前を愛することはない」と言われたので「そうなの?私もよ」と言い返しておきました。 〜氷の貴公子様と紡ぐ溺愛結婚生活〜
書籍表紙


美麗すぎてヨダレものの表紙絵を描いてくださったのは、『シラノ』様っ!
脳内妄想だった氷たちが、こんなにも美しく再現されるとか、運使い果たしたかもしれない……

あ! この作品も、もりもりに加筆しています。(笛路比)
おデートとか諸々ね。ラブなストーリーを主に。コミックシーモア様は限定SSもあるよ☆
ぜひぜひ、お手元に迎えていただけると幸いです。

各種電子書籍サイトで販売されていますので、一例としてリンクボタンも置いておきます。


▷▶▷ コミックシーモア

▷▶▷ honto

▷▶▷ Amazon

▷▶▷ BOOK☆WALKER

― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ