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【商業化進行中☆】悪役転生令嬢、メモに書き起こした王子たちの攻略情報を本人たちに送付してしまう。  作者: 笛路 @書籍・コミカライズ進行中


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45/66

45:悪い子ではない。




 クリスティーナは、悪い子じゃない。むしろ良い子すぎる。そして、ど天然の鈍感で美人。

 たしかに嫌われてしまう要素が多いと思う。それでも友だちゼロのボッチってありえるのかしら? 

 クリスティーナの隣で困り顔になっているエドヴィンに目を向けると、バチリと視線が合った。首を傾げて発言を促すと、眉間にキュッと皺を寄せられてしまった。


「なによ?」

「あ、その……友だちは確かにいないんですが…………」


 そこで言葉を濁されると、続きが気になるんだけど? もしかして、まさかの恋人がいるとか!? エドヴィンルート完全消滅!?


「自信過剰と思われるかもしれませんが、その……私とつながりを持つための道具にされそうになったり、クリスティーナの言動に勘違いした男を巡って、相手が勝手に争おうとしてくるんです」

「あぁ、それで友人になる前に消滅すると」

「はい」


 確かに、クリスティーナの勘違いさせる能力は、異様なほどに高いと思う。だけど、それに引っかかる方が悪いと思うのよね。


「貴方、そんなことでクリスティーナの良さを抑えつけたくないんでしょ?」

「っ……はい」


 なんとなく見えてきたわね。


 そういえば、クリスティーナとエドヴィンがくっついた場合って、エドヴィンの家は貧乏なままだったかしら? あ、精神的苦痛を与えたとかで、我が家が莫大な慰謝料を出したんだっけ? 私の持参金にもうちょい上乗せしたくらいを。

 

「二人の家ってけっこう困窮してるわよね?」

「なぜ急にそんな話に……」

「エドヴィンって、クリスティーナを娶るつもりでしょ?」


 そう聞くと、エドヴィンは顔を真っ赤に染め、クリスティーナはきょとんとしていた。もしや脈なしか?


「え? エドって私のこと好きなの?」


 クリスティーナ、小首を傾げて明らかに脈がない風に聞かないであげて。追い打ちがエグすぎるわ。

 エドヴィンが、ちょっと涙目ではくはくと口を動かしながら、私とクリスティーナを交互に見ている。

 これは流石にやらかした。なんか、ごめん。


「ねぇ、エド?」


 おっと上目遣いからの、小首傾げ攻撃! エドヴィン選手、好きな女の子からのこの攻撃は辛い、辛いぞ!


 この時の私は、脳内でアホみたいな実況しながら、目の前で行われるルート攻略最終局面みたいな状況を楽しんでいた。

 まさか、ここからこっちに飛び火するとか、思わないわよね――――?




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◇◆◇ 書籍化情報 ◇◆◇


「お前を愛することはない」と言われたので「そうなの?私もよ」と言い返しておきました。 〜氷の貴公子様と紡ぐ溺愛結婚生活〜
書籍表紙


美麗すぎてヨダレものの表紙絵を描いてくださったのは、『シラノ』様っ!
脳内妄想だった氷たちが、こんなにも美しく再現されるとか、運使い果たしたかもしれない……

あ! この作品も、もりもりに加筆しています。(笛路比)
おデートとか諸々ね。ラブなストーリーを主に。コミックシーモア様は限定SSもあるよ☆
ぜひぜひ、お手元に迎えていただけると幸いです。

各種電子書籍サイトで販売されていますので、一例としてリンクボタンも置いておきます。


▷▶▷ コミックシーモア

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▷▶▷ BOOK☆WALKER

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