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【商業化進行中☆】悪役転生令嬢、メモに書き起こした王子たちの攻略情報を本人たちに送付してしまう。  作者: 笛路 @書籍・コミカライズ進行中


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44/66

44:クリスティーナの未来は……。

 



 勢いでぶち撒けたら、マクシミリアンがなんか申し訳無さそうな顔で、「なんか、ごめんね?」と謝って部屋から出て行った。


 ――――何なのよ?


 もやもやしながら紅茶のおかわりをララにお願いしていたら、クリスティーナが到着したと報告があった。


「サロンに通してくれた?」

「はい」


 鏡の前でデイドレスの座り皺をチェックし、髪や化粧に乱れがないかも確認して、急いでサロンに向かった。


「またせてごめんなさいね」

「イザベル様! わぁ、今日も素敵なドレスです」


 いつも着ている真紅のドレス。似合ってはいるのよね、物凄く悪役令嬢感はあるけど。

 クリスティーナの薄ピンクのドレスも可愛らしくて素敵だと伝えると、クリスティーナが頬を染めて喜んでいた。

 かっわいいのよねぇ。ナチュラルにこういう反応が出来る子って、みんなに愛されると思うのよね。ただ、ハーレムエンドは嫌だから、全力で止めるけども。


「今日訪問した理由なのですが……エドがイザベル様がお話していたのはこれから作る物語ではなく、未来に訪れるかもしれないものだって言うんです。本当なのでしょうか?」

「ええ。私ね、前世の記憶があるの。そこで、私たちが登場する物語を見たのよ」


 この前と同じような説明しか出来なかったんだけど、今回はクリスティーナの反応がちょっと違った。

 少し悩んでいるような表情で俯いて、私の黒歴史的手紙を開いた。


「私がイザベル様を処刑に追い込んでしまうんですか?」


 クリスティーナの瞳から、ポロリと透明な雫が落ちた。


「ククククリスティーナ!?」

「やっと、貴族のお友だちが出来るかもと思ったんです。私、あまり友人が出来なくて――――」


 そういえば、クリスティーナの家って、結構に貧乏で、わりかし令嬢たちから敬遠されていたんだっけ。

 唯一仲が良いのがエドヴィン。

 そのエドヴィンの見た目がそこそこに良いものだから、変なひがみも買ってしまい……って悪循環だった気がする。

 私にいじめられることによって、周りがどんどんと味方になってくれて、最終的には友人や攻略対象、家族に囲まれて、溺愛コースまっしぐら、的な。


 ――――ん?


 ということは、クリスティーナはこのままじゃボッチ確定!? だって、私はクリスティーナを虐めることなんてないと言い切れるんだから。

 でもそうなると、完全に私のせいよね?

 どどどどどうしよう!?




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◇◆◇ 書籍化情報 ◇◆◇


「お前を愛することはない」と言われたので「そうなの?私もよ」と言い返しておきました。 〜氷の貴公子様と紡ぐ溺愛結婚生活〜
書籍表紙


美麗すぎてヨダレものの表紙絵を描いてくださったのは、『シラノ』様っ!
脳内妄想だった氷たちが、こんなにも美しく再現されるとか、運使い果たしたかもしれない……

あ! この作品も、もりもりに加筆しています。(笛路比)
おデートとか諸々ね。ラブなストーリーを主に。コミックシーモア様は限定SSもあるよ☆
ぜひぜひ、お手元に迎えていただけると幸いです。

各種電子書籍サイトで販売されていますので、一例としてリンクボタンも置いておきます。


▷▶▷ コミックシーモア

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