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【商業化進行中☆】悪役転生令嬢、メモに書き起こした王子たちの攻略情報を本人たちに送付してしまう。  作者: 笛路 @書籍・コミカライズ進行中


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35/66

35:はじめまして、お兄様?

 



 両親から目を逸らされつつ紹介された、死んだはずの兄。

 脳内に浮かび上がったのと同じ、切れ長の瞳、私そっくりな顔、茶髪ストレートロングヘア、そんな男性だった。

 男性か女性かといえば男性だけど、とても中性的な顔をしている。ドレスを着て私と並んだら、姉妹と間違えられそうなほどに。


「ま?」

「ま? ……とは?」


 お父様が小首を傾げて聞いてきたが、いい歳のおっさんが可愛い仕草とかしないでほしい。


「まじで? の、ま」

「まじで、イザベルの兄なんだよね」


 くらりとした目眩とともに脳内に溢れるスチルたち。あ、これちょっと前に味わったやつだわ。記憶の濁流縮小バージョン。

 



 マクシミリアン【隠しキャラ】


 ・イザベル・グランフェルトの実兄

 ・ヒロインがハーレムエンドに向かうと出現する

 ・女装癖があるが、恋愛対象は女性

 ・幼いころから女装癖があり、社交界では生きづらいだろうと、両親が知り合いの商人に預けていた。

 ・商人とともに世界中を巡り、同性愛が認められている国も見つけたが、三十歳になって自国の良さを理解した。

 ・戻って最初に参加した夜会で、自分そっくりの妹イザベルに虐められているヒロインを発見

 ・ありえないほどの興奮を覚える

 ・攻略対象たちと協力し、イザベルを断罪し斬首刑に追い込む




「……結局、首ちょんぱ」

「攻略対象か」


 ボソリと呟いた言葉を聞き逃さなかったユリウス。しかも、ゲーム用語もちゃんと覚えている。優秀なのよね、ツンツンなだけで。実は結構紳士的ではあるし。


「へぇ、これが妹? 俺より不細工だな」

「……ごもっともです」


 いやぁ、マクシミリアンのほうが化粧とか映える顔してるのよね。背はそこまで高くないし、見た感じの所作が綺麗だし。


 今は男性の盛装をしているけど、イベントが進むにつれ、ドレス着てクリスティーナとイチャイチャしたりするのよね。そのくせ妙に男らしいところを見せるから、クリスティーナが禁断の恋みたいでドキドキするという、どこ向けの隠しキャラなの? って不思議に思ってたのを思い出した。


「え、認めちゃうの?」

「はい。見た目の優劣は特に気にしてませんので。どうでもいいです。はじめまして、お兄様。お姉様とお呼びしたほうがいいです?」

「…………なぜ、お姉様だと? 嫌味か?」

「いえ? お姉様と呼ばれたいって――――あ」


 言っていたのは、ゲーム内でしたね。

 なんでこうも自分の首を絞めるかなぁ、私。

 



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◇◆◇ 書籍化情報 ◇◆◇


「お前を愛することはない」と言われたので「そうなの?私もよ」と言い返しておきました。 〜氷の貴公子様と紡ぐ溺愛結婚生活〜
書籍表紙


美麗すぎてヨダレものの表紙絵を描いてくださったのは、『シラノ』様っ!
脳内妄想だった氷たちが、こんなにも美しく再現されるとか、運使い果たしたかもしれない……

あ! この作品も、もりもりに加筆しています。(笛路比)
おデートとか諸々ね。ラブなストーリーを主に。コミックシーモア様は限定SSもあるよ☆
ぜひぜひ、お手元に迎えていただけると幸いです。

各種電子書籍サイトで販売されていますので、一例としてリンクボタンも置いておきます。


▷▶▷ コミックシーモア

▷▶▷ honto

▷▶▷ Amazon

▷▶▷ BOOK☆WALKER

― 新着の感想 ―
だめだこの主人公wwww
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