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【商業化進行中☆】悪役転生令嬢、メモに書き起こした王子たちの攻略情報を本人たちに送付してしまう。  作者: 笛路 @書籍・コミカライズ進行中


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30/66

30:何度目かのやらかし。

 



 エドヴィンがクリスティーナに必死に解説している間に、飲み物を作ることにした。

 夜会時の王族専用の休憩室は、元々小さなサロンなので、飲み物なども各種用意されている。


 ユリウスは紅茶にお砂糖二個ね。

 ツェザールは紅茶にミルクと、シナモンパウダー。

 アリスターはブラックコーヒー。

 ラウルは牛乳でいいでしょ。

 エドヴィンは冷たいコーヒーにチョコシロップとクリームよね。

 クリスティーナは紅茶に輪切りのレモンと、お砂糖はたっぷりめ。

 私は紅茶のストレート。


「はい、どうぞ」


 トレーからそれぞれの前に飲み物を置くと、全員にジッと見られた。


「なによ? ありがとうくらい言いなさいよ?」

「いや、なんで俺だけ牛乳?」

「だって、家でずっと牛乳飲んでるじゃない」

「っ……外でというか、人前で飲んだことないっ!」


 ――――あれ?


 これは、またやらかしたかも。あのゲームって好きなもの嫌いなものの情報がめちゃくちゃ多いのよね。それが時々ミニゲームとして出てくるから、つい覚えちゃってた。


「わぁ! 私の大好きな飲み物です!」


 ニコニコとお礼を言うクリスティーナに癒されながら、全員の何か言いたそうな目は無視した。特にユリウスはなんか視線が煩かった。




「クリスティーナに理解して貰うのは諦める?」

「そうだな」

「申し訳ございません」

 

 エドヴィンがしょんぼりとしていた。彼、確実にクリスティーナの保護者なのよね。恋愛対象たり得てるのかしら? って、あらいけない。さすがにこれは出歯亀ね。


「まぁ、まだまだ未確定な部分は多いが、イザベルは本当に前世の記憶があるようだと、みんなも信じざるを得ないようだな」


 ユリウスがティーカップをテーブルに戻しながらそう言うと、アリスターが頷いた。


「そうですね。処刑も当国であれば状況と罪状によっては可能ですし」

「ふん。だが、私たちの人生が作り物で、決められたレールに乗せられているとは思いたくないがな」


 ツェザールの言うことは最もだと思う。


「今、私たちがこうやって集まっているのも、私がみんなに攻略情報を送ってしまっているのも、物語にはないの」

「そうなのか?」


 ラウルが妙に興味津々なのはなぜに?


「ええ。仮説は色々と立てれるのだけど、納得できない部分もあるのよね」

「時間はある。話せ」

「もう。偉そうに」

「ですから、ユリウス殿下がこの場で一番偉いお方です」


 ――――真面目か!


 アリスターって、ほんと真面目眼鏡よね。




本日、短編『氷雪侯爵と仮面夫婦になったのでアイスクリームを作ります』を投稿してます。よかったら、というかぜひっ!

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◇◆◇ 書籍化情報 ◇◆◇


「お前を愛することはない」と言われたので「そうなの?私もよ」と言い返しておきました。 〜氷の貴公子様と紡ぐ溺愛結婚生活〜
書籍表紙


美麗すぎてヨダレものの表紙絵を描いてくださったのは、『シラノ』様っ!
脳内妄想だった氷たちが、こんなにも美しく再現されるとか、運使い果たしたかもしれない……

あ! この作品も、もりもりに加筆しています。(笛路比)
おデートとか諸々ね。ラブなストーリーを主に。コミックシーモア様は限定SSもあるよ☆
ぜひぜひ、お手元に迎えていただけると幸いです。

各種電子書籍サイトで販売されていますので、一例としてリンクボタンも置いておきます。


▷▶▷ コミックシーモア

▷▶▷ honto

▷▶▷ Amazon

▷▶▷ BOOK☆WALKER

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