オートマトンはじめてのおつかい。
貯まったものを整理してるところねす。
ころころしといてくれめんす。おくれやす。
大放出やで
『機械人形、初めてお使いをする(1話)』
あらすじ
ある日マトンはマスターにお使いを頼まれた
だけどお家は山奥、町なんて行ったことのないマトンは道に迷ってしまう
道に迷っている中、マトンは瀕死状態の狼の子供を見つける
マトンは完全回復薬を使い、狼の子供を救った
命を救われた狼の子供はマトンに懐き、夜遅くまで狼の子供とマトンは一緒に遊んだ
夜になったのに気付いたマトンはお使いのことを思いだした、そこに一緒に行きたそうな顔をした狼の子供が
マトンはその可愛さに負けて、狼の子供にしぶしぶ一緒に行くことを了承した。
お使いに街へ出発した機械人形と狼の子供一行
果たしてマトンはお使いを達成することが出来るのか!!?一体と一匹の運命は如何に!!!?
次回 『機械人形知らない場所に転移する』
お楽しみに~♪
あらすじ
機械人形マトンと狼の子供は暗い夜道をひたすら歩いていた
流石に長時間遊んだ後だ、子供の狼は腹を空かせていた
機械人形は食事が要らない為、狼の子供が食べるものが何なのか分からず困ってしまう
すると狼の子供はいきなり走りだした
その先には怪しい看板があり、その中には怪しい服装をした人物がいた
怪しい服装をした人物は寄ってきた狼の子供とそれを追いかけてきたマトンを見て不思議そうな顔をした
怪しい男は狼がお腹を空かせているのに気付きマトンと狼の子供に夕飯を食べないか提案してきた
マトンは迷ったが狼の子供のおねだり作戦に敗北し、しぶしぶ男の提案に乗ることにした
出てきた食事は絶品の一言だった
いつもは食事をしないマトンも美味しいご飯に舌鼓した
食事が終わって、ふと男は語り始めた
男は元魔王の幹部だったらしい
その魔王は残虐な人物で、罪も無い民を処刑し、自分の意見に反対するものは部下であっても殺すような奴らしい
魔王に嫌気が差した男はこっそり魔王の領地から離れようとしたが、うっかり魔王の側近に気付かれ危うく処刑されそうになった
だが男は空間魔術のエキスパートらしく、空間転移でここまで逃げてきたらしい
だが、男はここが何処だか全く分からなかったのでほとほと困っていたらしい
男は魔王の攻撃で傷ついた城の修復等をよくしていたため家を作って悠々と過ごしていた
しかしそれは暇の一言であった
なにも娯楽も無いし、人も生き物もほとんどいない
町を探そうとするも全く見当たらないし
(マスターは長生きなので昔行った町が滅んだことを知らなかったみたい)
本当に暇だ、と暇をもて余していた男
そんなある日、近くに人らしき生体反応を発見した
暇な男は怪しい格好の為近づいて話そうとしても
不審者みたいに見られるだろうからご飯を作って誘き寄せようと考えた
そして誘き寄せられたのが狼の子供とマトンだったと
男はそう語った
すると男は何か躊躇った様子で、直ぐに隠れろ!!!と言った
マトンはどうしたのか気になったが男は慌てた様子だったので聞くにも聞けなかった、マトンと狼の子供をテーブルの下に隠した男は何かに怯えた様子で外へ向かった
気になったマトン扉から様子を見た
するとそこには、男の姿でよく見えないが変な格好した男より怪しい、というか痛い服装をした男がいた
怪しい男と痛い男の話しを整理すると
どうやらあの痛い男は魔王で、怪しい男が言っていた残虐で人の命を粗末にする下衆野郎らしい
話を聞くに魔王は男が処刑されずに脱走したのを聞いて怒り心頭だったらしい
だが、魔王はそれでも諦めず男の居場所を突き詰めようと男の居場所の特定を行ったらしい
古き魔道具を使いどうにか男の居場所を特定し、そこに転移してきたらしい
魔王はどうやら男を処刑するつもりらしく、男と会話を終え、両手に魔力を込めた
そして掌には魔力を凝縮した黒い玉があった
あの玉でここら一帯を焼け野原にするつもりのようだ
それは困る、そう思ったマトンは魔王が男へ放つつもりだった黒い玉を吸収した
以下省略
魔王が放った転移魔法によってマトンと狼の子供は
使った本人さえ知らない場所へ転移させられることになるのだった
その後、魔王が放った魔法の魔力を感知し駆け付けたマスターにぼこぼこにされ
九死に一生を得た男はその才能を是非とも家で生かして欲しいとマスターに頼まれて、男はマスターの部下となった
次回 『機械人形、魔人と遭遇する』
お楽しみに~♪
あらすじ
魔王の魔法によって転移させられたマトンと狼の子供一行は森の中にいた
歩くこと三千里、近くに魔力の波動を感じたマトンは波動のする方へ向かった
向かった先では戦闘音が聞こえた
覗いてみるとそこではぼろぼろな格好の男が全体的に黒い容貌をした魔人を相手に戦っていた
どうみても男の方が劣勢だ
魔人が男に攻撃を仕掛けた
魔人は黒い玉を男へ放った
そこでマトンはあの魔力の波動は魔人が出していたものだと気付いた
狼の子供が何やら男の後ろが気になるようだ
マトンは狼の子供が見ている方をよく見てみると、
男の後ろには三人の女性が倒れていた、
三人とも怪我をしていて重症だ、早く治さないと命に関わる
と思ったマトンは闘っている二人を余所に後ろにいる重傷者三人を自分の持ってる完全回復薬で治すことにした
二人はまだ闘いをつづけている
その中マトンは三人に近づき完全回復薬を振りかけた
すると三人の傷はみるみるうちに治り傷なんて元から無かったかのような状態になった
流石に見過ごせないのか二人は闘いの手を止めた
男は傷の治った三人を見てマトンに感謝の念を伝えた
一方、魔人は三人の傷を治したマトンをぽかんと見ている
男は魔人が三人を襲い怪我をさせたと言った
魔人はそれを見て次第に冷静になり、男を始末しようとするがそれをマトンが防いだ
魔人は、こんな小さな子供に自分の攻撃を防がれたのを屈辱に感じた
そして魔人は怒りを露にし、先にマトンを殺そうと最初に見た魔力の篭った黒い玉をマトンに放った
男がマトンへ注意を呼び掛けるが、マトンは魔人が放ったそれを吸収した
それに焦った魔人は色んな魔法をマトンへぶつけるが全て吸収されてしまい攻撃の意味をなさない
そして魔人は自分の攻撃をものともしないマトンに恐れをなし
逃げ出そうとする
魔人は最後の力を振り絞り召喚魔法を使うことに成功する
果たして召喚陣から出てきたのは?
ここから分岐点
1.
出てきたのは強いモンスター
2.
出てきたのはマスター
3.
出てきたのは可愛い生き物
4.
マトンが召喚陣を破壊
5.
何も出てこなかった
…出てきたのは穢れた竜族、邪竜だった
竜とは人類にとって恐怖を与える存在
その中で邪竜は強力な呪いを使うことができ、ある国では力を欲した国王が邪竜の怒りを買った為に国民全員が邪竜の呪いに冒され、そして滅亡したらしい
そんな逸話があるほど邪竜は人類に恐れられていた
めんどくさいので省略
邪竜を軽々と倒したマトンは魔人を吸収した、
助けて貰いお礼がしたいと言った冒険者にマトンが町まで案内して欲しいと言った
そしてマトンは遂に町へ辿り着く
次回 『機械人形、町へ行く(4話)』
お楽しみに~♪
ひまなんじゃー。
おーとまとんのまとんって安直すぎない?すぎないよ!