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アヒルとめーでのお話

アヒル 元気な女の子。明るいツッコミ


めいで 大人しめの女の子。天然のボケ


二人のコンビは世界さいきょー


──アヒル宅にて──


めいで「さあ!アヒルちゃん今日は何して遊ぼっ!!!」


アヒル「めーでは今日も元気ですねー。」


めいで「あったり前じゃん!こんなにいい天気だもん!私じゃなくてもテンション上がるよっ!」


アヒル「お日さま浴びてー元気になるのですかー?……めーでは植物か何かなのですかー?(ぼそっ)」


めいで「なになにっ!何か言った!?」


アヒル「……めーでー、そんなに近付かないでくださいー。暑苦しいですよー。」


めいで「ひどいよっ!近付いただけなのにっ!?」


アヒル「めーではいつも楽しそうですねー。」


めいで「そうかなっ!私いつもこんな感じだよっ!」


アヒル「常にハイテンションのめーでといるとーボクの体力が持たないですねー。」


めいで「そんなに私といると疲れるのっ!?」


アヒル「ソンナコトーナイデスヨー。(棒読み)」


めいで「すっごい棒読みっ!?ねぇアヒル!私のことどう思ってる!?」


アヒル「えーとですねー、世界で57番目位に大切だと思ってますよー。」


めいで「微妙!すっごい微妙だよっ!?喜んで良いのか悲しんだら良いのか反応に困る順位だよっ!?」


アヒル「順位はあまり気にしないでいいですよー。ボク、めーでのこと好きですからー。」


めいで「えっ………………そ、そっかー!!!……えへへ♪」


アヒル「うちのペロ位ですがー。」


めいで「えへへへ……へ?」


アヒル「常にテンション高いのがー、うちのペロそっくりですねー。」


めいで「私犬扱いっ!?」


アヒル「おいでー、おいでー。」


めいで「わんわん!……って違うよっ!?」


アヒル「……その割にはめーでノリいいですねー。」


めいで「うぅぅう……違うの~!」


アヒル「わんわん。」


めいで「やめてぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!?」


アヒル「めーでは面白いですねー。一緒にいると退屈しないのでー。」


めいで「私は恥ずかしい思いしたけどねっ!?」


アヒル「そんな怒鳴ってはいけないですよー。」


めいで「あ、ごめん……うるさかった?」


アヒル「……いいアラーム代わりですねー。」


めいで「うるさかったんだねっ!?そうならはっきり言って欲しいなっ!」


アヒル「まるでスクランブル交差点の中にいるようでしたー。」


めいで「またツッコミに困る例えだねっ!?」


アヒル「まあまあー、めーでがいるだけでー、部屋が明るくなった感じがするのですよー。」


めいで「そ……そうかな~?」


アヒル「……単純ですねー」


めいで「あっ!そういえばっ!」


アヒル「どうしたのですかー?」


めいで「アヒル来週誕生日だよねっ!来週でいくつになるのっ?」


アヒル「えーとですねー、ざっと1674歳ですよー。」


めいで「わかった!それじゃ伝えておくねっ!」


アヒル「ちょっと待つのですー。」


めいで「ぐえっ!?ちょ、ちょっとアヒルちゃ……ん苦、しいよ………………!?」


アヒル「待つですめーで、ボクの年齢聞いてどうするつもりなのですかー?」


めいで「それ、は…………ケー……キュウ」


アヒル「めーでどうしたですかー、途中で止められたら気になってしまうのですよー。」


めいで「キュウ…………」


アヒル「あ、気絶してるですー。」


────────────────────────────


──ケーキ屋さんにて──


めいで「アヒルちゃんケーキ喜んでくれるかな?」


ケーキ屋さんの店員さん「お待たせ致しました、ご注文の誕生日ケーキです。」


めいで「わー!すっごい美味しそうだね!」


ケーキ屋さんの店員さん「ふふっ、お客様ロウソクの数はどういたしますか?」


めいで「1674個くださいっ!」


ケーキ屋さんの店員さん「……え?お客様申し訳ございませんがもう一度数の方をお聞かせ願えないでしょうか?」


めいで「ロウソクは1674個お願いしますっ!」


ケーキ屋さんの店員さん「………………………………………………お客様誠に申し訳ございませんが、当店にはお客様のお望みされる数のロウソクの在庫がございません。」


めいで「えっ!?そんなー!!!」


ケーキ屋さんの店員さん「誠に申し訳ございません。ですが私から一つ提案がございます。」


めいで「ふむふむ、なになに…………おお!それはすっごく面白そうだねっ!」



────────────────────────────


──アヒル宅にて──


めいで「アヒルちゃんお誕生日おめでとうっ!!!!!!!」


アヒル「めーでありがとうございますー。おや?その手に持っている物はなんですかー?」


めいで「あっ!これのことっ?じゃっじゃーん!何と中身はケーキだよっ!!!」


アヒル「ケーキ……生まれて初めて見るですー。」


めいで「さあ開けてみてっ!」


アヒル「わくわくですねー。パカッ」


めいで「どうどうっ?美味しそうでしょっ!」


アヒル「めーでこれは……?」


めいで「ケーキ屋さんの店員さんがねっ!流石に1674本もロウソクは用意できないからって職人さんに頼んで、特注して作って貰ったのっ!」


アヒル「プルプルプル……」


めいで「どうしたのアヒルちゃん?……はっ!?もしかして嬉し泣きっ!?」


アヒル「……ボクの年齢は15なのですよー…………こんなに立派な1674歳のロウソクが付いてるなんて……嬉し恥ずかしいですー。」


めいで「え……?………………ええぇぇぇぇえええぇぇぇぇぇええええぇぇぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」


アヒル「あ、ケーキ美味しいですねー。ナイスチョイスですー。」


めいで「え、あ……あれ?……アヒルちゃん年齢間違えたの怒ってないの?」


アヒル「元々はボクがてきとーなことをー、言ったのがー悪いですしー。」


めいで「それでもっ!折角の誕生日なのに……ごめんなさい」


アヒル「気にする必要ないですよー。ほらめーで、あーんですよー。」


めいで「あーん、モグモグ……すっごい美味しいなにこれっ!?」


アヒル「めーでも一緒に食べるですー」


めいで「うんっ!あっ!言い忘れてたことがあったよっ!」


アヒル「なんですかー?」


めいで「アヒルちゃん15歳のお誕生日おめでとうっ!!!!!」


アヒル「ありがとうなのです。……ボクは本当に幸せなのですー。」


END

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