厨二病クラス2話
1時間目が終わり、休憩時間。
「おい。アルベド」
「どうした?江藤くん」
「おい。貴様、またその名前で呼んだ!」
「あ・・・ごめん・・・」
やっぱりこの厨二病ネームで呼ばなくてはいけないのか。・・・正直すごくだるい。
「アルベド。貴様にいいお知らせがある」
「何?」
お、なんか顔がマジっぽい!これは2割信じよう。お願いだから良い話で。
「俺の名前の意味分かるか?」
「わ・・・わからないな」
ほらやっぱり、どうでもいい〜、てか、君の中の長い名前の意味なんて俺が分かるとでも。2割も信じた俺殴りたい。
「教えてやろう・・・昔、俺は・・・」
「キーンコーンカーンコーン」
話が始まる前にベルが鳴った。
「もう休み時間は終わりか」
そして、江藤くんは俺の隣席に戻った。てか、なんか・・・悔しいけど・・・気になる。なんか・・・負けた感じがする。
そして、2時間目も終わり、また、江藤くんがやってきた。
「さっきの、話の続きおしよう」
嫌だけど、意外に楽しみなんだが・・・
「俺のこの名前は、この世の生物をつくった神の名前だ。」
はぁ・・・いや。待て、江藤新作の頭の中はどうなってるだ?生物を作った神の名前だど・・・こ・・・これが厨二病てやつか!・・・こ・・・怖い何か怖い・・・
「だが、なぜこの俺が自分で作った人間の姿になっているかというと、実際神は生物を作ってはいけないのだが、私は、好奇心に負けてしまい、生物を作ってしまった。そして、俺は江藤新作という別の姿に変えられたのだ、他の神にな」
「へー、すごいね」
待って、おい、神は生物を作ってはいけないんだよな、だったら、他の神たちみなんルールやぶってますね、だって生物作っていけないなら、江藤新作に変えたらだめなんじゃね?神の世界では、いいのかな?
「空神ブァベルドどの」
「おう。エンフェルトサーマインどうした?」
「誰?」
貴様このクラスで、7番目に強いエンフェルトサーマインだぞ」
7番目て・・・なんか微妙、1番とかさ最下位とかなら興味湧くけど。7番目てなんか、反応しずらい。
「やめてくられよ、君は6番目に強いんだから」
あんまり大差ねーな1つ違うだけだけどな。てか、生物作ったんだからもう少し強いだろ。
「僕の名前は幸田武志またの名は、エンフェルトサーマイン、よろしくね。」
見た目は少しポッチャりとしていて、声は優しめな男。
「よろしく。俺の名前は田中雄一です。」
「エンフェルトサーマイン、こいつは、天龍アルベドだ」
やめろその名前は。そして、3時間目からは、何事もなく。その日を終えた。
これが、俺が学校を帰りたい、理由である。