一時の安らぎ?
ギャグ無し回?
ーシロガネー
前略、お元気ですか?
冒険者ギルドでの騒ぎから三日、僕は新しい住みかを得ました。
「シロガネ、御飯だよ~」
「あっ、ショーン君、ありがとうございます」
頭はちゃんと下げときます、相手が5~6歳の子供達だったとしても
「ちゃんと食べてね」
「勿論です、カーラちゃん」
え~、まずココですが……『教会』です、リーンさんが所属してるトコだそうです。
結構立派な作りでビックリ。
で、僕に御飯を持って来てくれた子達は、ここで世話になってる『孤児』だそうです。
この教会は孤児院もやってるんだとか。
もちろん、リーンさんも元孤児だったんだそうです、大変ですね~。
ちなみに僕の居るトコは、教会裏の納屋です。
リーンさんと教会のシスターが準備してくださいました、感謝感謝。
「干し草ぐらいしかありませんが……」
って、シスターが申し訳なさそうに言ってましたが、雨露避けれて干し草のベッドまであるなんて、今の僕には贅沢です。
「あの、崖っぷちの巣に比べれば……」
思わず遠い目になってしまいましたが、アレはアレで風情があるのです。
……マンティコア母さん、元気かな~
捨てられたとは言え、こちらの世界の身内ですし……
『あれ?今の僕って孤児扱い?』
ー神官リーンー
「書類はこれで全部でしょうか?」
今日も朝から冒険者ギルドです。
三日前のゴタゴタは、私がシロガネ君をノックアウトした事で
『何かあっても対応してくれるだろう』
とのギルマスの一言で審査通過……それで良いのかと聞きたいです。
「頭痛がします」
思わす頭を抱えてしまいましたが
「必用書類はこれで終わりです、後は聖王都ギルドからの返事待ちてすね」
この町『サランカ』のギルド員さんからの、有り難いお返事を貰いましたが……
「やっぱり、聖王都側でも問題になります……かね?」
「多分、なるんじゃないでしょうか?」
このギルド員さん……私と同い年の女性さんですが、短いながらもそれなりのお付き合いと言いますか……
「なりますか……やっぱり」
「まぁ……前例無いですしね」
御愁傷様とのお言葉、代わって下さいこんちくしょ~!!
ーシスターー
「神よ、お守り下さい」
教会裏にマンティコアを住まわせて三日、今の所被害は無し。
「子供達は無邪気に近づいていきますが……何かあったら……」
初日など、意識の無いマンティコアを『屈強な冒険者達』が引き摺って来ましたが……
「リーンが大丈夫って言うから許可しました……ですが……あぁぁ~」
目の前の神様の像は、爽やかな笑顔のまま……
次こそ頑張る