四服四服
師走過ぎたのに忙しい日々です。
(*´・д・)
ーシロガネー
大変な事になりました。
ケルじいちゃんが……ケルベロスのじいちゃんが、ロン毛ですらりとした体つきのイケメンじいちゃんに大変身、劇的ビフォーアフ
「うっせぇー、それ以上口にするんじゃねぇー!!」
いやいやフェン君、この変身は大々的に伝えるべきですよ?ストライクバッターアウトですよ?
「言ってる意味が全然分からん!!」
理解しようとするんじゃない感じろ!!
「黙れクソマンティコア!!」
んも~クソクソ言い過ぎ~杉薬きょ
『ごきゃん』
ぐっはぁー久方ぶりのフレイル攻撃?素晴らしい角度からの打ち下ろし、流石ですマイマスター
ーケルベロスー
後ろの連中は何を騒いどるんじゃか……
「な……なんじゃ貴様は?!」
「あ……貴方様は!!」
あ~見張りご苦労、ちょっとだけこの者と話をしたいのじゃが、良いかの?
「も……もちろんです獣神様」
「どうぞ、お気をつけて」
う……うむ、お務めご苦労……で、良いのかの?
「おい貴様、その態度、どうやらここの代表か何かであろう?ならば命令する、さっさとここから出せ!!」
はぁ……お主は全然変わらんのぉ……少しは自分の立場を考えたらどうじゃ?
「何を偉そうに、獣風情が!!」
確かに、お主らからすれば獣風情じゃろうが、今、お主の生殺与奪の権利を持ってるのは、その獣風情じゃぞ?
「わ……私を殺す気か?!」
だから……殺す気を起こさない様大人しくしとくのが得策じゃろ?
「わ……私は国王の弟だぞ?私を殺したら大変な事になるのだぞ?貴様らはそれが分かってるのか?!」
だから、ワシらはお主に大人しくしてもらい、出来るだけ早く、この国から出て行って欲しいトコなんじゃよ?」
「良いか、私に何かあれば国が黙っておらんぞ!!分かったか!!」
……
ーフェンリルー
おいおいじじぃ、何か……言い負かされてんじゃねぇか?
「うわ~お、ケルじいちゃんのあんな顔、初めて見ました」
まぁ……確かに初めてだな、あの顔。あれは……飽きれてるのか?
「あ、こっち見てますよ?」
じじぃがどうにかするって言ったんじゃねぇか、こっちを頼るんじゃねぇよ!!
「でも、あのままじゃ……ねぇ?」
……手はある。実行するかは別として。
「おぉ~流石フェン君、頼れる兄貴~カミナのあ」
よし分かった、クソマンティコア、てめぇの脳天にドリルぶっ指してやるから覚悟しろ!!
ω・`)ノシ




