さらに進軍進軍~
年末進行中~大忙し~
ーシロガネー
はい、みなさんおはようごさいます、こんにちは、こんばんは、さようなら~(帰るな!!)
僕達は今、隣国トラリア横断中。南に向かって街道一直線~なんですが……
「並走してる軍隊は何ですか?」
僕を護送してる馬車の横に居た兵士さんに聞いてみました。微妙な距離を取られてますが
「あれはトラリア王国騎士団です、恐らくこちらを見張ってるんでしょう」
おぉう、この兵士さん真面目に答えてくれました、初めて~の~チュウ~♪じゃなくて、初めて会話が成り立つ存在、最高だ、やはり人間はすばらしい。
「……」
あっ、さらに距離取られました。
で、なんで隣国の騎士団が並んでるんですか?
「こちらの軍隊がトラリアに方向転換する可能性があると思われているのでしょう」
あ~成る程、向こうを攻めますよ~ってフリしてるんじゃないかと……孔明の罠的な?
「はぁ?」
いやいや、こっちの話です、うん。
ーフェンリルー
あの馬鹿……余計な事喋ったりしねぇだろうな?
「大丈夫よ、お姉様がついてるから」
いや……そういう問題じゃなくて
「変な事言ったら叩きのめすハズだから」
うわ~コイツ、叩きのめされるのを楽しみにしてやがる?!
「ふふふ……何の事かしら?」
何でもない……
忘れてたよ、コイツが女の子が好きな変人だけど、それと同じぐらいの『サディスト』だったって事を
ーケルベロスー
何処もかしこも戦だらけじゃのぉ~
「そうですね、その中心が貴方達なんですが」
はっはっは~辛辣じゃが光栄じゃのぉ~
「まぁ……この全てを一気に解決する方法もあるんですが」
ほほう、奇遇じゃの~ワシも一つあるんじゃが……ワシら獣神が全員死ぬって言う策。
「ではその場で即実行して下さい」
はっはっは~我が主殿はジョークとやらが上手い、うん。
「結構本気だったんですが」
流石エルフ、えげつないのぉ~容赦も無いのぉ~
ω・)ノシ




