賢明賢明
仕事……忙しい……年末……辛い( ノ;_ _)ノ
ー神官リーンー
「お姉様の武勇伝はまだですか?」
「リーンは強いのか?」
エイミー王女とアイラが何やらキラキラした目でこっちを見て来ます……が、私にそんな話は無い訳で……
「レンガを引き抜き遠投出来る神官です」
シロガネ君、余計な事は言わない!!
「さらには鈍器のようなモノで滅多打ちに出来る神官です」
シロガネ君、聞いてますか?
「モヒカンのヒャッハーさんもいいちこ……じゃなくて、イチコロです」
そうですか、聞く気は無いんですか、ならばしょうがないですね。
「ならば戦争だ!!一心不乱の大戦争を~!!」
「おい、大隊指揮官は帰れ!!」
はい、分かりました、そこに首を出して下さい、確実に潰しますから
「首置いてけ~直正~!!」
「置いてけ妖怪も帰れ!!」
今日もフレイルが良い音を出してくれそうです。
ーケルベロスー
では、ここに居る全員が亡命に賛成と言う事で良いかのぉ?
「問題無い」
「もちろんですわ」
「自由になれるなら何でも良い」
「ケモナーに会える?ならば良し」
アイラ、エイミー、フェンリル、マンティコアとそれぞれの返事はもらえたのぉ~
……で、娘さんはどうする?
「私は……」
この神官……たしかリーンとか言ったかのぉ~、この娘さんはこの国に絶望してる訳じゃないから……
「この国に残るならそれでも良い、ただし、此方が上手く行くまでは監視させてもらうがのぉ~」
まぁ……場合によっては最悪な手も……やりたくは無いがのぉ~
「暫く考えさせて下さい」
ふむ、即答は避けるか……良い良い。
「水鏡先生?」
なんじゃそりゃ?
「知らない?ならば良いぞ良いぞ~」
「色々敵にまわしそうだから止めろ、クソマンティコア!!」
「えぇぇ~フェン君ひっど~い」
「それ止めろっつってんだろがぁー!!」
「怒るなフェン君」
「うっぜぇぇぇぇぇ~」
お主ら仲良しじゃのぉ~
「そうですか~」(照れ照れ)
「ジジィ、目ぇ腐ったか?!」
ふぉっふぉっふぉ~子供は元気が一番
「お~と~な~で~す~け~ど~?一部が」
「下ネタ止めろ!!」
『ぐしゃっ』
ほほう、あのリーンとか言う娘、なかなか良いスイングじゃのぉ~久々に背筋がゾーっとしたわい。
「僕の心臓動いてる」
「止まってても良いぞクソマンティコア!!」
「反対側から同じ衝撃当ててねフェン君」
「てめぇはどっかの聖○士かよ!!」
「廬山昇○波~」
「黙れ!!」
主は賢明なのに従者は……残念じゃのぉ~
なんとか今年中には終了させたいな~




