転生者転生者
ちょっとマジメな展開になっていくかも?
ーアイラー
「あ~アイラ嬢、話を進めたいのじゃが」
あら、そうでした、ついつい忘れそうになりました。
「ふむ、楽しそうじゃの?」
そう……ですか?
「ここ百年で一番楽しそうな顔をしとる」
ふと頬に手を当ててしまいます。そんな顔してたかしら?
「あらあら~やっぱりアイラもお姉様に?」
エイミー王女、貴女は『それ』しか頭に無いのですか?
ーシロガネー
むむむ、百合百合ですよフェン君?
「こっちに振るんじゃねぇ、後フェン君止めろ!!」
そんな~スルーパスをさらにスルー?ボールは友達、怖く無いから蹴るよ?
「うるせぇよ!!」
○崎君が吹っ飛んだぁ~画面端~
「うるせぇっつってんだろ!!」
そんな貴方に「ドーピングコ○ソメスープ」だぁ~
『ゴシカァ~ン』
「シロガネ君、少し黙ってて下さい」
まさか、フレイルでその音を出すとは……
ーケルベロスー
さて、何処から話そうかのぉ~ん~ワシの昔話が良いかの?
「止めろジジィ!!」
ふむ、フェン君は聞きたくないのかの?
「ジジィ、てめぇまで君付けすんな!!」
はっはっは~では『ちゃん』付けで
「いいから話を進めろ!!」
やれやれ、相変わらず短気じゃの~、さてマンティコアの小僧よ、ワシらの存在意義は何じゃと思う?
「存在意義ですか?こっちの世界で楽しく生きてね、じゃないんですか?」
やはり面白いのぉ~小僧は余程平和な時代から来たと見た。
ならばフェンリルとも同じ時代かのぉ~
「ケルベロスさんは違うんですか?」
ん?ワシはお主らの百年程前じゃな、軍人じゃった。
「百年のっても大丈夫~」
「百人だ百人!!」
百人に乗られるのは流石に勘弁じゃの~
「シロガネ君、次ちゃちゃ入れたら……分かってますね?」
「い……イエス・マム」
ふむふむ、上下関係がしっかりしとるようじゃな、関心関心。
でじゃ、この世界におけるワシらは何じゃとかと言う事と、簡単に言えば「兵器」じゃ。
「生体兵器?」
ほう、難しい言葉を知っとるなマンティコアの小僧、その通り、人為的に作られた生物てあり兵器なんじゃよ。
「……理由を聞いても?」
この国の王は、世界を統一したいと思っとるんじゃよ、その為には武力が必要じゃ、それも他の追従を許さない程の……な?
ーシロガネー
ヤバイ、シリウスですよ!!
「シリアスな」
どんな時でもツッコミを忘れないフェン君流石~
最終的にはギャグにしまっす。




