王都王都
今回ギャグ少な目?い……いかん
ーシロガネー
は~るばる~来たぜは~こだ~♪
「それ以上、歌うんじゃねぇクソマンティコア!!」
んも~フェン君ったら~折角の王都到着を祝った歌なのに~ヒドす
「黙れ!!」
いやいや?そんなにピリピリしてたら周囲の人達に怖がられますよ?
「……」
ありゃ~メッチャ睨んでる、歯軋り聞こえそう、君の中の人って『歯軋り御ぞ……』
「だから黙れ!!」
短気は損気、単騎は張飛……いや呂布?とりあえず、カルシウム取る?骨っこ食べる?
ー神官リーンー
彼らは何を騒いでるんですか……まったく
「ところでお姉様、何故コチラに並んでるんですか?」
「……」
えぇ、今私達は聖王都に入る為、西門に並んでます。周囲は商人さんとか冒険者さんとか……まぁ、色々な方々がコッチをチラチラ見てきます。
ってか
「ついに来てしまったんですね……王都」
「いや~ん無視?お姉様のイ・ジ・ワ・ル」
はぁ……やはり骨折を治したのは失敗でしたか
「お姉様の情熱的な骨折、最高でした」
その『キラキラ』した眼差しは止めて下さい
ーフェンリルー
「凄いね~フェン君のご主人様、アグレッシブで」
「……」
「ねぇ、聞いてる?」
アイツの事なんざ聞きたくねぇんだよクソが!!
「でも、背中に乗せてたらイヤでも聞こえるでしょ?」
「……チッ」
ヤな事聞きやがる……そう、このマンティコアは馬車を引き、そこに主を乗せてるが、俺は……
「鞍着けるってのもカッコいいと思いますよ、うん」
「黙ってろ!!」
馬車なんぞ引く気も無いから背中に乗せてるが……こっちの方が問題じゃねぇか?
「僕もフェン君みたいにしようかな~?」
「私は乗りませんよ?」
「そんなマスターアジ……」
言うなっつってんだろ、このクソマンティコアが!!
ーエイミーー
「モンスターテイマーのエイミー様、良くぞご無事で」
「えぇ、お勤めご苦労様、兵士長」
流石に騒ぎ過ぎました、門番がコチラに気付いたみたい。
「えっと……エイミーさん?」
イヤ~ンお姉様、エイミーと呼び捨てして下さいな~。
「……」
何故、頭を押さえてらっしゃるのかしら?
「かしら~かしら~そう頭~♪頭だけにかしら~」
五月蝿いですよマンティコア、静かにして下さい、お姉様の苦悩の姿が映えないでしょ!!
「うわ~この娘、真性だぁ~」
マンティコアに効く属性魔法は何でしたっけ?
「申し訳ありません、僕が悪かったです」
土下座ですか?……まぁ良いでしょう、今回は
「あの……エイミー様?」
あらいけない、兵士長が大門開けて待ってらっしゃるのに
「さあお姉様、行きますよ」
「え?あ……あの?」
「大丈夫ですよ、ここは『私の国』なんですから」
ふふふ……この扉を越えれば……うふふふふ……ふふふ
ちょっとネタ仕入れに行ってきます




