二日目二日目
さぁ……これからどうしましょ?
ーシロガネー
旅二日目、周囲に敵影無し。
「急速潜航~」
「ドコへ行く気だてめぇ!!」
最近、リーンさんがツッコミくれないんですよ~な~にぃ~?やっちまったな?!
「うっせぇ、一々古いんだよ」
そこに気が付くなんて……流石フェン君。
「フェン君止めろって言ってんだろが!!」
怒らない怒らない~一休み一休み~♪
ーフェンリルー
コイツ、叩きのめしてぇぇぇぇぇ~!!腹が立つ~!!何々だよ?!
「あんまり怒るとハゲますよ?」
「黙れ!!」
「あ~な~た~の髪~の毛~有りますか~♪」
「歌うんじゃねぇ~!!」
微妙に美声な上、ビブラート掛けるんじゃねぇよ!!
「こう見えて、実は『カラオケのシロちゃん』と言われて」
「知らねぇよ!!」
「点数は百点です」
「聞いてねぇよ!!」
「五百点満点中の」
「5分の1じゃねぇか!!」
ホント、何々だよコイツ?!
ー神官リーンー
「そんな事より助けて?」
「いや~んお姉様、助けを求めるなんて~なぜ?」
なぜって、今の私を見れば分かりますよね?貴女に襲われてますよね?これはピンチですよね?何で私のテントに入ろうとしてるんですか?貴女のテントはあっちですよ?
「違いますよ~これは……そう、愛なのです」
「愛など要らぬ!!」
シロガネ君、それは私の台詞……いや、微妙に違いますが……
「さぁ~私の愛を受け取ってぇ~」
「ひぃぃ~?!」
『ごきっ』
「おぉ~これはまさかの合掌捻り!!」
はぁ……はぁ……はぁ……そんな実況はいいから……この娘を向こうのテントに放り込んで下さい。
ーシロガネー
「凄いですよね~あの……えっと……エイミー・チャン?」
「人種が変わっちまったじゃねぇか!!」
チャンさん出番ですよ~
「この世に心棒すべきは剛力のみ」
「うるせぇー!!」
んも~起こりっぽいんだから~魚の干物食べる?
着陸地点が見えない今日この頃